入園式の翌日、今日と明日は新入園児のみの登園です。
今日はおとうさんやおかあさんと離れての園生活初日です。園バスでも別れるのが寂しくて、泣いて別れを惜しんだり、緊張気味な子ども、嬉しくて嬉しくて保育室から出かけて、園舎内を探検する意欲満々な子どもさんなど毎年のことながら色々な子どもさんがいます。1日入園の際のガイダンスでもお話させていただきましたが、泣いて登園を嫌がっても、心配する必要はありません。全ては時間が解決してくれます。保護者から子どもさんに幼稚園のことは聞かないようにしましょう。但し子どもさん自ら幼稚園のことを話したら、手を休めて聞いてあげてください。でもあまりこれ幸いと質問したりしつこく聞かないでくださいね。そうでないと子どもさんは話すのを時には嫌がってしまいます。また子どもさんが泣いたことについては一切触れないで黙って見守ることが肝要です。
「今日は泣いて幼稚園にいったけど、明日は泣かないで行くって、ママ(おかあさん)と約束してね」なんて話したら、困ります。長引くだけです。
親がどっしり構えていれば、子どもさんも安心し始めて、前述したようにいつかは泣かないで登園するようになります。後は他人の子どもさんと比較しないことです。これは色々な場面でも同じことです。我が子を信じて、おおらかな気持ちで見守っていきましょう。何か心配事があれば、何時でもご連絡ください。またこれから実施する家庭訪問の機会をご利用くださってもかまいません。
今日の様子のひとこまです。桃1組は全体の活動が終わってしまい、撮影できませんでした。ごめんなさい。
明日から園庭の遊具指導の予定でしたが、雨天の予報なので、遊戯室の遊具指導になりそうです。
2年保育での入園は今年は少なかったので、2クラス合同で歌や絵本で楽しんだり。園内の探検してみました。4歳児ということもあり、子ども達も落ち着いていました。

入園式で歌ったチューリップを歌いました。

桃2組
手遊びを楽しんでいました。


絵本もよく聞いていました。

桃1組
全体のクラス活動には間に合わず、最初の園バスのコースの子ども達が帰る準備をしているところでした。


名前を呼ばれるのを待っています。はじめてにしてはとても上手に並んで待てます。
- 2015/04/13(月) 23:44:27|
- 保育のひとこま
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今日はここ数日の雨模様の天気から一転して春の陽光が差し込む晴天のもと、入園式を無事に行うことができました。51回目の入園式、開園していつのまにか半世紀も過ぎ、親子2代にわたってお見えくださる家庭も少なくありません。これからも地域の子育て支援の拠点として信頼していただけるように、頑張っていきたいと思います。
慈しんだ家庭から初めて経験する「幼稚園」という集団生活の中で、家庭では学ぶことができない社会生活のルールを学んで欲しいと願っています。そして友達と遊びを通して心身の健康を育み成長できるようにスタッフで微力を尽くしていきたいと思います。
「子どもとともに」を合言葉に子ども達の最善の利益の保育に努めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

- 2015/04/12(日) 13:33:57|
- 行事
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今日は全日保育(昼食有)です。新しいクラスの名札をつけて、早速友達同士で遊びに興じていたようです。
雨続きで園庭の遊具の塗装が終わらず、滑り台と登り棒の塗り残しを塗装屋さんがしている様子をじっと眺めている園児もいます。
相変わらずままごと遊びも人気で、散った花びらを材料に料理に勤しんでいる子ども達もいました。
いつもと同じような風景が繰り広げる中、大人から見れば同じような光景に見えがちですが、子ども達にとっては毎日色々な事を学ぶ大切な時間です。今年もそうした環境を大事にともに学んでいきたいと思います。
園庭の借景も見頃です。山の緑に桃色の桜が映えます。

美味しそうな料理が並びます。時々相伴にあずかるのですが、メタボな私を気遣って「食べ過ぎはだめだよ」と心優しい言葉についポロリときます。

「できました」お呼ばれされて、早速ご馳走になりました。
- 2015/04/10(金) 00:34:11|
- 保育のひとこま
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今日から第1学期始業の日、幼稚園も始まりです。新しいクラスとクラス担任との初めての出会いの日です。園バスで登園する子ども達の中には、「何組かな」「○○組がいいな」「先生は誰かな」と楽しみにしている子どもたちもいました。
私が「もしかしたら職員室組で、園長先生が組の先生だったりして」と冗談で話すと、誰もが「絶対いや」「園長先生はだめ」と相変わらず不人気です。中には「園長先生はいつも笑ってばかりで、クラスの先生はきちんと教えてくれるんだから」と教えてくれる子どももいました。
登園すると、新しいクラスの名札をつけもらい、「○○組になったよ」とわざわざ職員室まで見せにきてくれる子どももいます。
皆で遊戯室に集まり、今日から仲間になった4人の園児を紹介し、ひとりずつ名前を話してもらい、皆の温かな拍手で歓迎しました。
また今日は学区の小学校の入学式が行われました。各校から式へのお招きを受けているのですが、公平を期すため、祝電でお祝いに代えさせていただきました。ちなみに今年の卒園児は11校に分かれました。
足元の悪い中、何組か入学式を終え、ランドセルを背負った卒園児とご家族で晴れ姿を見せに来てくれました。嬉しいですね。
元クラス担任と一緒に記念写真をとりました。後日送付いたします。
心なしか凛々しくお兄さんやお姉さんに見えてしまいます。
どうぞ小学校生活を楽しんでくださいね。
園から各小学校に宛てた祝電、子ども達にも読めるように文面はひらがなで書くようにしています。
「ごにゅうがく おめでとうございます。
せんせいといっしょ おともだちといっしょ。
うれしい たのしい ゆめいっぱいの いちねんせい。
いつも にこにこ おげんきで。
さくらじょうなんようちえん(佐倉城南幼稚園教職員一同)」
- 2015/04/08(水) 23:37:25|
- 保育のひとこま
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六甲にあるオルゴールミュージアムで見かけた注意書きです。
3段に分かれていて、上の二つの文言はよく見かけますが、一番下の文言は子ども向けに書いたと思われます。
同じ内容でも相手によって微妙に言い方を変えています。子どもをひとりの人間として敬う、だからこそ子どもといえどもルールは子ども自らがきちんと理解でき、守れるように掲示しておく。そんなふうに考えてしまいました。機会があったら、意図を聞いてみたいものです。
- 2015/04/06(月) 20:38:00|
- その他
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明日からはスタッフも全員揃い、新年度に向けて準備の確認に入ります。クラス編成や新年度の担任も3月末には決定しており、在園生には始業の日に、新入園児には入園式の日にご紹介いたします。
春休み中は預かり保育もあり、スタッフも交代で勤務し、また新年度の準備も行ってきました。私も研修以外は園にいましたが、春休みにいくつかの工事もあり、打ち合わせ等や年度末の書類整理等慌ただしい中、時間が過ぎていきました。今日も1日園で仕事をしていましたが、遊具の滑り台の修理の工事で職人さんが来てくれていました。
遊具や園庭の足洗い場の塗装や山側のフェンスの張り替え工事が行われています。フェンスも安全を考慮して、従来よりもフェンスの高さをあげて、直ぐに乗り越えられないように配慮しました。
春休みは2回ほど研修に行きました。園長である以上、休みを利用して研修に行くのは至極当然ですが、研修に行くたびに、若い先生達が一生懸命勉強している姿を見ると、頑張っているなあとついつい応援したくなります。
3月末の研修でも夜の9時過ぎまで学んでいました。園長同士は今年度から始める新制度のことで話題が絶えませんでした。
久しぶりにお目にかかる方、またお会いしましたねと再会する方、でも皆さん、思いはひとつです。

1泊2日間研修で、翌日は土曜日でしたので1日休みをとり、春景色の古都の街歩きを楽しみました。
相変わらず行ったことのない水琴窟を探したり、レトロな居酒屋で一息入れたりしてリフレシュしました。


有名な喫茶店すぎて、お客さんが待っている状態で寛ぐどころではありませんでした。ガイドブックに載るところは極力避けているのですが、ついつい好奇心が優ってしまい、自業自得です。

賀茂川では桜が開花し始めていました。


素敵な葉書や便箋も買い求めました。

新京極にある知る人ぞ知る食堂、昭和レトロな雰囲気ですが、中にいる年配のお姉さん(?)方の応対がまた素敵です。
素っ気ないけど、実は思いやりがあります。

夕方からは家族で切り盛りしている古くからある居酒屋でお酒を楽しみました。

楽しい一時はあっというまに過ぎていくのは世の習いです。

別の日程で副園長とふたりで神戸市に阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」を中心とした視察に行きました。
特に幼稚園は幼い命を預かっています。園もマニュアルやいざという時の備蓄用品は備えていますが、今一度初心に帰って見直そうという思いで、つぶさに見てきました。一番印象に残ったことは「減災」という考え方と何かあった時に結局支えになるのは「人間の心」ということです。「心」がいかに震災後の生活の中で左右するかに気づかされました。
「心を育てる」というのは初めての幼稚園という集団生活をする幼児にとってとても大切なことです。幼児教育の大事さを改めて実感しました。
かなり見ごたえのある、心に響く展示内容でした。



- 2015/04/05(日) 23:54:12|
- 研修
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