この時期、職員室には毛糸が入った箱がおかれ、園児達が時折あやとり用に毛糸をもらいにやってきます。
好きな色の毛糸を選び、自分で測って切ったり、先生から切ってもらったりします。
友達同士で教えあったり、あやとり用の本を見ながら自分で試みたりとそれぞれに楽しんでいるようです。

- 2015/01/30(金) 00:30:11|
- 幼稚園の風景
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今日は来年度からの音楽教育のより充実した取り組みに向けて以前から力を貸してほしいと願っていた方と懇談しました。音楽専任講師のK先生も同席してもらいました。
小園の音楽への取り組みを評価してくださり、またご自身の音楽への思いやそして幼児にとって大事な学びについてとても見識があり、ご縁をいただけたことに感謝しています。
来月28日の音楽劇に向けてクラスごとに話し合いを始めています。クラスごとの(年少組は題材は同じなので共通)のエンディングのオリジナル曲も作詞は各クラス担任、作曲はK先生が作ってくれています。
子どもたちが劇のテーマに向けて必要な学びのために、どのような環境が必要かをスタッフで日々検証していきます。時には時間を忘れて夜遅くまで話し合いが続く日があるので、明日があるのでほどほどにと話すのですが、時には思いが先行するようです。
音楽劇に向けての黄組の学びの様子から。自分たちで考え、試してみる。この幼児期に「失敗」という言葉はありません。どうしたら上手くいくか、また挑戦して見ればいいだけのきわめて簡単な当たり前の話です。写真はI先生撮影。

- 2015/01/27(火) 23:47:43|
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先日土曜日は暖かく、早春を思わせる中、久しぶりにゆっくりとした時間を持てました。
昔から神社仏閣の建物や庭園を見るのも好きで、眺めながら古の時代を想像するのも楽しいものです。
歴史背景がわかると、より楽しめるように思います。梅もだいぶつぼみが膨らみ始めました。お茶と和菓子をいただきながら、飽きることなく風景の中に身を委ね、一時を楽しみました。
普段非公開の五重塔の内部も参観でき、昔の人々の木造建築の技術を目のあたりにして改めて感動しました。庭園も風情があり、しだれ桜をはじめ古木が五重塔を背景に植えられており、桜が開花する頃はさぞ賑わうことでしょう。

梅の開花もあと一息です。まちきれず梅の匂いの香を買い求めました。

日本文化のひとつであるお茶と和菓子、季節感をあしらい四季を五感で味あわせてくれます。
- 2015/01/26(月) 23:48:19|
- その他
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先週、年長組で歌留多を作りました。読み札と絵札を見ると毎年のことながら、それぞれに力作ぞろいで、子どもらしい発想に驚かされます。2月の第1週には遊戯室で公開する予定です。丁度2月3日に節分保育参観もありますので、ご覧いただけたらと思います。
小学校進級を控え、子どもたちも文字を書きながら読み札を作り、それにあわせて絵札をマーカーを使って描いたいたようです。字そのものは小学校第1学年の国語の授業できちんと筆順等基礎から習いますので、幼稚園ではどちらかというと関心興味を持たせることがねらいですが、年長になるとほぼ読み書きはできるようです。また園でも「字」や『数」のワークを使う時もあります。
明日金曜日は先週土曜日の保育参観の代休にさせていただきました。私は今日の昼から研修で出張します。幸い金曜日を代休にさせていただき、心置きなく出かけられます。園児が在園している平日はどうしても気になりますし、余程のことがない限り、出かけません。全国から集まって「幼児教育の質の向上」について考えます。
幸い翌日が土曜日で休みなので、このところ忙しかったので少しゆっくりして、街歩きを楽しんでから帰宅しようかと思います。ブログも月曜日から再開予定です。1月に入ってからなかなか思うように更新できず、申し訳ありません。そろそろガラ携からスマートフォン等に換えて、どこにいてもブログに投稿できるように考えなくてはいけない時かもしれません。
歌留多作成の様子~青組~




先日、JR佐倉駅改札口前のコンコースの展示場所にも佐倉を子どもたち知ってもらおうという企画で佐倉にちなんだ歌留多が展示してありました。なかなか面白い札もありました。

- 2015/01/22(木) 08:32:48|
- 保育のひとこま
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今日は1月生まれ5人の友達の誕生をお祝いしました。
1月は12か月の中で最もこじんまりとした人数ですが、ひとりひとりは元気良く自分の名前、クラス名、何歳になったかを話せたようです。
皆で歌を歌いお祝いします。

誕生日プレゼントは青組が作ってくれました。


プレゼントは今の季節にちなんだプレゼントです。名前は「青組カラフルくるくる凧」です。タコ糸を伸ばして、手に持ちながら走ると、凧がくるくる回ります。

お楽しみはスタッフによる十二支の由来にちなんだペープサート劇です。

- 2015/01/21(水) 16:09:04|
- 誕生会
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先週から会合や研修また書類提出等でブログもご無沙汰でした。
土曜日の保育参観もたくさんの保護者の皆さんがお見え下さり、嬉しい限りです。さて先週火曜日から木曜日までの3日間、佐倉南高校の2年生2名がインターシップ(職場体験)として、園児たちと園生活を過ごしました。朝の受け入れ準備から降園後の掃除まで先生と同じ業務をこなしながら、幼稚園教諭の仕事を知る学習です。毎年受け入れていますが、皆さん一生懸命学ぶ意欲にあふれています。「今どきの高校生・・」とは無縁のすがすがしいものです。
今年はふたりとも男子学生で、保育の道に興味があるようです。ひとりは卒園児でしたが、すっかり凛々しくなり、面影こそありますが心身とも大きく成長したなと実感します。
ふたりとも子ども達とよく遊んでくれました。最後のお別れの時に別れがつらくて涙ぐむ子どもがいたほどです。
礼儀正しくて、高校球児らしいですね。終了後、園からグランドに行き、自主練習に励むそうです。是非夏の大会では甲子園出場を目指して頑張ってほしいものです。「初心忘れるべからず」そんな言葉を思い出させてくれたふたりの学生さんでした。
バットやボールでしたらお手のものでしょうが、羽子板と追羽根にはいささか面食らったかもしれません。でも根気強く一生懸命相手をしてくれました。


黄組と緑組にそれぞれ入りました。最後に皆で記念撮影をしました。
黄組

緑組
- 2015/01/20(火) 23:23:23|
- 幼稚園の風景
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久しぶりのブログになりました。3連休最終日は佐倉市内でも市民音楽ホールを会場に成人式があり、街で晴れ着姿や袴羽織やスーツに身を固めた若者たちを見かけました。
私もはるか何十年前に成人式があったのですが、当時は遠方の大学で下宿していて、家には帰省せずかといってまだ馴染みない地での式の出席も気が進まず、結局出席しないまま同じ境遇の友人と何故か記念に写真館で写真撮影をしました。
友人はスーツを着て、私はスーツを持っておらずまた買う余裕もなく、よれよれの綿パンを履いて撮影に臨みましたが、撮影後に写真屋さんがこそっり私のところにきて「苦学しているようだね。でも負けずに頑張るんだよ、写真は特別に安くしておくから後で独りで取りに来なさい。一緒にいるお友達にはこのことは内緒だよ」と話してくれたのが印象的で今でも忘れられません。
若い時のこうした温かさは忘れないものです。確かに後で写真で見るとみすぼらしい身なりで、よくあんな恰好で撮影したものだと今思い返すと赤面してしまいます。当時は服装何するものぞという気持ちがあったようです。
でも何よりも写真館のおやじさんの言葉が嬉しく、成人式の良いお祝いの言葉になりました。
そういう成人式をおくった私から見ると、昨今の成人式の若者達は明るく輝いてみえます。それはそれで喜ばしいことです。
ただひとつ気になるのは昨今は成人式に親が出席する場合もあるとの話を聞くと、思わず冗談でしょうと言いたくなります。着物姿等もあり会場までの送迎ならまだしも、一緒に式典に参列する親もいると聞くと正直驚きます。でも佐倉市の会場となった佐倉市民音楽ホールでも保護者席が用意されていたようです。いくつかの市町村も同様と聞いています。
親子で感動や喜びを同じ場所や空間でわかちあう気持ちも否定はしませんが、成人式ですからね。何のための成人式というのはおじさんの戯言とされかねない世の中でしょうか。
嘘かまことか、親が成人式に出席するのは自分の子どもの晴れ姿を見るのもさることながら、子どもの友達の晴れ姿を見たい気持ちやお祝いしてあげたい気持ちもあると聞きました。
でも子どもから大人に向けての自立の一歩ですからね。親がそうした自分の気持ちを我慢して、後で映像や話を聞けば済むことです。
自分のそうした気持ちが子どもの自立を妨げていることに気づいて欲しいものです。
幼稚園生活の中でも同じことが言えます。
毎年新入園児向けのガイダンスの中で、いくつかそれに関連したお話をさせていただくことがあります。例えば自分のリュックは支障がなければ自分で家まで背負って行こうとか荷物も同様です。園バスから降りて迎えた子どもから奪い取るのはやめてほしいとお願いしています。
子どもができることは時には見守り、手出し口出しはしないで見守りたいものです。でも歯磨きの仕上げのように親の力が必要なことはしてあげましょう。意外とそういうことには手を出さないとたまに聞きますが、いかがでしょうか。
子どもの自立、その年齢にあわせながら、親も考えてゆきたいものです。私も子どもがいますので、「他山の石」として気をつけていかなくてはなりません。
今日の夕方、山砂の遊び場に山砂をトラック一杯分入れました。
作ってくれた建材屋さんも驚くほど子ども達が遊びこんでいるようで、砂も予想以上に早くなくなってしまいました。


- 2015/01/14(水) 23:59:09|
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今日から第3学期が始まりました。皆で園庭に集まり、新年の挨拶をしました。幼稚園はやはり子ども達の声が一番似合います。友達や先生との久しぶりの再会を喜ぶ姿や冬休み中の家族団欒の家庭を思い出しで少し寂しくなってしまった年少組の園児達もちらほらいたようです。でも4月の入園当初に比べれば、それぞれに成長している姿が園生活の随所に表れています。成長の度合いは個人差がありますが、他人と比べれるよりはその子どもの自身の成長を具体的に見つけて言葉をかけてあげましょう。
私も園児達と久しぶりの再会でしたが、相変わらず「わー園長ブタゴリラだ」と声が聞こえきました。中には「キャー」とか「ぎえー」と叫び声をあげながら逃げていくくせにまた少し経つと現れる様子に思わず苦笑してしまいます。
年明けにちなんで、今日から1月末までは定番ともいえるお正月遊びを用意しました。会話ができ、仕組まれたプログラムにはない、それこそ無限の遊び方ができる遊びの楽しさを知ってもらえたらと思います。
写真はS先生が撮影してくれました。
凧あげの様子。色々な種類の凧を用意しました。

双六


羽子板

歌留多

独楽回し。園庭に敷いたべニヤの上で回します。紐で回す独楽はなかなか難しいようです。
- 2015/01/08(木) 17:38:43|
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新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては良き年をお迎えになったこととお喜び申し上げます。
昨日の元旦は曇りがち少し肌寒い陽気でしたが、今日は冬の澄み切った青空に幾分暖かな陽ざしが差し込む1日でした。郵便ポストにも在園生、卒園生またご家族からたくさんんの年賀状をいただき、どうもありがとうございました。
昨日は家族で例年通り、重箱に詰めたお節で新年を祝いました。それぞれの家庭の流儀があると思いますが、我が家では昔からのお節料理にこめられた意味合いを子どもたちに知ってもらう意味でも、毎年昔から伝わる古風な和のお節を楽しみます。
そして正月という「ハレ」のひと時を大事にしています。
今日はつれあいの実家に年始の挨拶に行きました。子どもたちにとってもお年玉をいただいたり、久しぶりに会う従妹たちと遊んだりと楽しい一時をすごし、大人もよもや話でくつろぎながらゆっくりとした時間を楽しみました。
今年の4月からはご承知のように子ども・子育て関連3法が施行されます。私自身昨年は新制度に鑑みて、時間の許す限り保育園や認定こども園を見学させてもらい、またそれに係る研修にも参加してきました。1月下旬にも研修を予定しています。ただ消費税の見送りに伴う財源の問題、私学助成との兼ね合いまた新制度において教育の質をより充実させるとうたっていますが、実際には財政面を含め見えてこない等ことなどがあります。もちろんこれから先の少子化の中で、どういう制度がいいのか、選択せざるえない点も考慮していく必要もあります。
ただどのような制度になろうとも、子どもの最善の利益にたちながら、柔軟に対応していけるように、これからも教職員とともに研鑽していきたいと思います。
終わりになりましたが、このブログを読んだくださっている皆さまにおかれましても、素敵な1年になりますように祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。
ブログも明日からしばらく冬休みをいただき、第3学期始業の日から再開する予定です。
今年もより充実したブログになるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
暮れに日光東照宮に行きました。
神厩舎に飾ってある猿の彫刻を施した8枚の彫り物で特に「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿は有名ですが、解説書を読むと、8枚の絵が人間の一生の過ごし方を説き、幼児期を過ぎ親から離れ、自立するさまを描いている彫り物に改めて見入りました。ちなみに「見ざる、言わざる、聞かざる」は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えと言われています。

- 2015/01/02(金) 22:06:56|
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