今日は全園児で初めて軽快なおなじみの入場行進曲にあわせながら、旗をもって旗体操の入場から体操まで行いました。子どたちが園庭いっぱいに広がります。
大運動会も今年で50回目半世紀になります。いつ頃からかわかりませんが、私が何十年前に勤めたころから、すでにこの旗体操は運動会のトリでした。
卒園生にとっても懐かしいようで、運動会当日に旗体操をする光景を見かける時があります。
今日も青く澄み切った秋空に子どもたちの持つ青と白の旗が翻りました。旗の音も一興です。右手に持つ白い旗は「純粋な心」左手に持つ青い旗は「素直な心」を表します。
将来の子どたちへの思いをこの旗に託します。

- 2014/09/30(火) 18:42:32|
- 保育のひとこま
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秋晴れの1日、日中は汗ばむほどの陽気でした。
9月生まれ15人の誕生をお祝いしました。
お祝いの歌を歌っています。

誕生日のプレゼントは青組が作ってくれました。プレゼントを受け取ったところです。


プレゼント名は「あおぐみ たつまき ヘリコプター」です。

お楽しみは先生たちによるマジックショーです。子どもたちも興味津々、喜んで見てくれていたようです。
何もはいっていない箱の中からお菓子を出していく手品

新聞紙から牛乳を出す手品

教育実習に来ている学生さん二人もコインが消えてしまうマジックを披露


ペットボトルの水をジュースに変えてしまう手品
- 2014/09/26(金) 13:26:47|
- 誕生会
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「金槌を貸してください」園児達が職員室をひっきりなしに訪れます。
今年は胡桃の成り年のようで、青組の傍にそびえる胡桃の木には実が鈴なりになり、澄み切った秋空に映え渡ります。
テラスからは金槌で胡桃を割っている音が聞こえ、しみじみと「秋」を感じます。
「1日1個」、食欲の秋にふさわしい光景が日々の園生活の中で展開されていきます。
年少3歳児でも金槌を使いこなします。



金槌と実をほじくりながら食べる時に使う爪楊枝。大事な道具です。

- 2014/09/25(木) 15:58:35|
- 幼稚園の風景
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今日から運動会の練習をはじめました。最初は全クラスによる徒競走です。
その後は学年ごとに時間を決めて、園庭で練習をしていました。一番の目的は種目ごとの約束事(ルール)の理解とやり方を覚えることです。
大体練習は時間にして学年ごとに、およそ30分ぐらいでしょうか。行事のための保育だけはしないようにスタッフには話しています。短時間で集中してできるように保育の工夫が大事です。1日中、運動会の練習で終わってしまったら、この五感を楽しめる季節には悲しぎます。友達同士で園庭の自然の恵みを感じながら、遊んで欲しいと思います。
徒競走は全員一目散にゴールにいる担任の先生を目指して、28メートルをかけぬけてきます。スタートで笛を吹くのは私の楽しみのひとつです。
直立二本足で走るのは他の動物にはない人間だけの特長です。先ずはまっすぐに走ることが基本です。年長、年中、年少組それぞれの年齢差の特徴がかけっこにも表れているようです。年長になると他者を意識し、競い合う気持ちが見えます。年少は何をしもかわいいし、微笑ましいものです。中にはスタートの時に友達と手をつないで走ろうする光景を何度か見ました。でも走る意欲は十分あるようなので、これからが楽しみです。
年長になると競争心が芽生え、他者を意識します。


桃1組 走る前に先生から説明をうけます。

桃2組 間もなく始まります。3歳児ですと走る順番や列が時々乱れてしまいます。でもそれもご愛嬌。

3歳児はまっすぐ走るのが意外と難しいものです。

年長組で障害物リレーも練習しました。
- 2014/09/22(月) 23:45:04|
- 保育のひとこま
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今日は前日の天候とは打って変わり、気持ちの良い秋晴れの1日でした。
1日園で仕事をしていましたが、休憩がてら園庭に出るといつの間にか蝉の鳴き声から虫の音にと、深まりゆく秋の情景に華を添えてくれます。普段なら園児たちが我先にと拾うクルミがあちらこちらに落ちていて、ひとり静かに初秋の景色を楽しみました。
秋は食欲の秋、店頭にも秋の味覚が並び始めました。このところつれあいが所用で出かけることが多く、夕食や子どもの弁当作りをする機会にも恵まれ、スーパー等で秋の食材を見るのも楽しみです。
部活動の朝練があるために朝が早いので、5時過ぎには起きて弁当を作りますが、彩りやバランスを考えながら作るのも楽しみです。デザートの果物も梨やブドウ等旬のものを入れられます。今日はさつま芋とリンゴのレモン煮をつくってみました。
秋といえば「スポーツの秋」です。小学校の運動会は最近でこそ5月や6月に行う学校も多くなりましたが、幼稚園はさすがに9月末から10月にかけてです。
運動会の取り組みは各園により考え方に違いあり、良し悪しはともかく競技に園のねらいが反映されます。入園募集の時期とも絡み、ついつい力が入る園もあるように見聞します。中には1学期から練習している話を聞くと唸ってしまいます。
また幼児期の運動について幼児の特性と身体機能をきちんと考えないで指導したり保護者に見せる保育の観点から小学校のような教科的な運動(体育)をすることで、かえって運動嫌いになるケースも見聞します。
幼少連携といわれていますが、幼児期と児童期では身体のつくり、心身の健康や心理面からも違います。小学校指導要領の「体育」を読むと、どの学年で目標や内容また何をしてどう学ぶかといったことが書かれています。インターネットで検索できますので、機会あればご一読ください。
幼児期の運動で一番大事なことは身体を動かすことを楽しむことを学ぶことだと思います。独りで友達と一緒にと自由な遊びを通して全身の運動、色々な体の部分を使うような遊びを教師が見守ったり時には投げかけてあげることではないでしょうか。
以前自由遊びの時間のある幼稚園のほうが正課に体育指導をしている幼稚園よりも園児の運動能力が高いというう科学的な調査結果が出てましたが、長年現場で見ていると十分うなずけます。
私はスポーツ(運動)は好きですが、生涯スポーツという観点から幼児期の運動を大事にしてあげたいと思っています。子どもたちが自由な発想で十分な身体を動かせる時間と空間の環境を整えてあげることが大事ですし、また初めての経験をする園児たちに適切な対応が大事です。
初めてのことは温かく長い目で見守ることも大事です。楽しい嬉しい経験が時にはその人の人生の一部を変える時もあります。
私事ですが、息子が小学校の時に地域の少年野球チームにはじめて入れてもらい野球と出会いましたが、そのチームの監督がとても良い考えをされていて、短絡的な勝負にこだわるよりも、これから先も野球を愛し続けて欲しいというコンセプトで指導してくれました。そのおかげで今でも上手とはいえませんが、続けています。その時に一緒にいた同じ仲間の大勢も中学、高校と続けているようです。
過日、偶然球場でお会いした時に皆が続けていることを話したら、とても喜んでいました。親としてもそうした監督のもとで過せたことに感謝するとともに、指導という点でも学ばせていただきました。
幼稚園も明日からは運動会にむけて練習がぼちぼち始まります。秋空に子どもの歓声が聞こえる練習を心がけたいと思います。
昨日から千葉県高校野球秋季大会が始まり、久しぶりに観戦に行き、球児たちから元気をもらいました。
- 2014/09/22(月) 00:01:35|
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昨日新しい遊具として「山砂の遊び場」を園児たちに披露しました。
以前このブログ(8月26日付)でも紹介させていただきましたが、ようやく完成しました。
総工費約100万円、土砂が流失しないように三方向を防腐剤を注入した枕木で囲み、山砂の下には水はけを考えて、排水用の升を作り、枡には排水用の管をつなげ外に水が流れるようにしました。また枡の周囲は砕石で囲み、水はけに留意したために、見た目以上にコストがかかりました。
周囲の枕木も土砂の重みに耐えれるようにまた安全面からも動かないようにボルトで固定するとともに、長い年月の間に枕木が腐った時に交換できるように工夫しています。リスクとハザードを考えた安全性の高い、高品質な幼稚園独自のオリジナル遊具と自負しています。
私が園長になってから、この十年余の間に川を手始めに、森のウッドデッキ、ツリーハウス、ログハウス、滝と川と砂場の複合遊具と既存の市販されている遊具では時として子どもたちの学びには物足らない面があるために、様々な遊具を考案してきました。でもその過程にはたくさん人の知恵とアドバイスがあり、有形無形の手助けや気持ちがあります。自分独りでは何もできません。皆さん、子どもにとって良い環境を創ろうという思いがありました。
今回の遊具も幼馴染でもある佐倉市内に長年にわたり建材や土木また建築を手掛ける老舗の吉原商店の社長が知恵を絞ってくれました。ご本人は第1回の卒園生で、子どもさんも卒園させてくださっていて、園の教育方針もご理解されており、一肌脱いでくださいました。
常日頃から砂場の砂や白線用のラインマーカー(炭酸カルシウム)でもお世話になっていますが、今回の遊具の一番の問題点になる水の処理と土砂の重み等についても的確な視点から教示してくれました。また一級建築士としてこの遊具の図面の設計にも携わってくれました。
人の縁に恵まれていることに感謝するばかりです。いくら私の思いがあっても、それを具現化する人がいないと、絵に描いた餅で終わってしまいます。
予想外だったのが、この遊び場にふさわしい工事用車両のおもちゃの品揃えに苦労していることです。(進行形)
子どもが自由自在に操れるクレーン(アネビー社)は入荷待ちですが、昔遊んでいた頑丈なトラックやブルトーザーが見つからず、先日幕張メッセにあるアメリカ資本の会員制の大量販売店Cに大きな車が売っているとの情報を得て、2台購入しました。ところがスタッフが苦労して組み立てた割には意外と脆く、使い捨ての思想が入っているなとつくづく感じています。
昨晩インターネットでドイツ製の丈夫そうなトラックやシャベルカーを見つけたので、急いで注文しました。
質の高い遊具やおもちゃがこの幼児期には大事です。
やはり北欧やヨーロッパのおもちゃは良いものを末永く使う思想が流れているように感じます。園にある汽車セットのブリオ社やままごとで使うエルチ社の果物や野菜の模型またキュボロはスイス製です。
来週ぐらいには届くと思うので、楽しみに待ちたいと思います。
川砂と山砂の違いを五感で感じ、大地に足をどっしりつけて全身をつかって身体全体で遊んで欲しいと願っています。
パソコンが隆盛する時代だからこそ、ゲーム等に代表される仮想の世界で遊ぶのではなく、幼児期だからこそ学ぶ必要のあるリアルな五感での学びをこれからも追求したいと思います。
木々の間に囲まれているので、夏でも木陰になり、遊べます。

正面の右下の隅に排水用の水抜きがあります。デッキの下の空間が車をいれる車庫になります。

初日にむけて揃えた車輛です。後方にあるのが「C」で購入した車です。

昨日の様子
最初のデビューは年少2クラスです。
約束事を説明します。



今日の風景
裸足で遊んでいる園児たちも多かったようです。秋の陽ざしが注ぎます。



- 2014/09/19(金) 18:06:24|
- 幼稚園の風景
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今日は*佐倉市健康増進課から歯科衛生士3名の方が来園し、歯磨き指導をしてくださいました。
本園では例年この時期に毎年お願いしています。先ずは全クラスが遊戯室に集まり、歯の大切さや歯磨きの大事さをパネル、人形劇や歯の模型を使って園児達にわかりやすく説明してくれました。
その後、年長組は歯垢を染め出して、手鏡を使いながら磨き残しのチェックをするという、体験を通して学ぶ経験をすることができました。歯の大切さはいまさらこの場で話すまでもありませんが、子どもの歯の管理は親の責任です。乳歯の虫歯をいずれ永久歯に抜けかわるからとほっておくと「食べ物をかめないことへのリスク」や永久歯が出てきたときの歯並びに影響があるのは周知の事実です。虫歯だけは治療しないかぎり治りません。また虫歯予防のもっとも効果的な予防方法は歯磨きをきちんとすることです。
歯科検診の際に嘱託医の歯科医師の先生も小学校の低学年までは子どもだけですと磨き残しがでるので、最後の仕上げは保護者の方が見てくださいとのことです。乳歯の虫歯についてはPCで検索すると色々と情報が出てきますので、無理のない範囲で参考にしてみてください。でも一番の基本は歯磨きだと思います。
*佐倉市健康増進課で健康づくり推進計画「健康さくら21」の一環として幼稚園における歯科健康教育を企画、健康増進課より歯科衛生士を派遣して歯科健康教育を希望する幼稚園に派遣してくれます。
本園も幼児期の歯科健康教育の重要性を鑑み、毎年お願いしています。
全員で遊戯室に集まり、パネルや人形劇や歯の模型を使った歯磨きをわかりやすく説明してくれました。
歯科衛生士の人の指導に合わせて、歯ブラシを使いながら正しい磨き方を教えてもらったようです。



年長組2クラスは染め出し液を使った歯磨き残しのチェックを各保育室で行いました。


- 2014/09/16(火) 23:48:34|
- 保育のひとこま
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今日の午前中、佐倉市社会福祉協議会、佐倉城の辺地区福祉協議会が主催する「敬老の集い」の慶祝遊戯に出演に年長2クラスの有志がお招きをうけて出演しました。毎年敬老の方から好評ということで十数年以上にわたり、出演しています。
園児たちにとっても大勢の人前で演技する機会は良い経験になると思います。
3連休の中日にもかかわらず、2クラスの約3分の2にあたる40名の園児が集まり、演技を披露しました。
演技中はおじいさまやおあばあさまが熱心にご覧になり、温かな拍手をしてくださった姿が印象的でした。
演目終了後はおじいさんおばあさんの座っている席の間を通って、退室しました。
園で行った祖父母参観もそうですが、お年寄りの方と交流が持てる機会は今の核家族の中で、貴重な経験だと思います。
最後になりましたが、連休中にもかかわらず、心良く協力してくださった保護者の皆様にも感謝申し上げます。
青組遊戯「さるとび忍者ヒーロー」

緑組遊戯「ともだち さんか」

青組、緑組合同による歌「しょうじのたぬきばやし」
- 2014/09/14(日) 14:46:22|
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昨日、今日の2日間は祖父母参観でした。2日間で約130組およそ160人ぐらいのおじいさま、おばあさまを園にお迎えし、お孫さんの園での生活ぶりを参観していただきました。
私が若かりし頃、先生として園児たちと過ごしていた子どもたちが今や父や母になり、今度は自分の子どもを入園させてくださっている方もいます。その当時の保護者の方が今度は祖父母となってまた目にかかれるご縁に、とてもうれしくありがたいことと思っています。
お話しながら、「自分の子どもの時は責任があるので、必死でしたが、孫は可愛いです」「また幼稚園に来れることがうれしいです」「城南幼稚園を入園させてくださった嫁に感謝です」「懐かしい」「雰囲気が変わらないですね」「園長先生、貫禄がついて以前よりふくよかに(現役の頃よりも体重が20キロ増えました)」色々な会話を楽しむ中で、その言葉の端々にお孫さんへの情愛を感じました。
お孫さんの舞台での歌や遊戯(表現)の晴れ舞台を温かなまなざしと惜しみない拍手で応援してくださる姿を脇で拝見しながら、三世代にわたって、園で交流し過ごしていただける場に立ち会えたことに感謝しています。
これからも機会ありましたら、お出かけくださいませ。
どうかいつまでもお元気でお過ごしください。又のご来園を心からお待ちしています。



- 2014/09/12(金) 14:12:36|
- 保育のひとこま
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