今日は暖かな1日でした。朝から昼食をはさんで午後2時頃まで、子どもの部活動の保護者会の活動に参加してきました。男性は老朽化したベンチの修繕や新しいスコアボードの設置等を行い、女性はグランドの周囲の草刈りです。修繕もお父さんの中には建設関係やDIY(日曜大工)が得意な方もいて、工具持参で来ていました。私はそうしたことには疎く、教えてもらいながら汗を流しました。
昼食時に談笑しながら「力は貸すけど口は出さない」とうきわめて当たり前のことを保護者会の皆さんで共通認識していることにほっとしました。何故かいうと、最近知人や友人たちから「自分の子どもが何故試合に出られないんだ」「練習や方針に疑問がある」と口をはさむ保護者が多く、監督が困っている話をたまに聞いています。中には高校や中学校の部活動でも聞く時があります。多分大多数の中のほんの一部の人ではないかと思いますが、なまじっか経験がある方だと余計困ると聞いています。本当にわかっている人はよほどでないかぎり、言わないものです。それは指導者のつらさや立場がわかる経験をしているからだと思います。ある意味中途半端な人が一番困ります。
任せた以上は信頼するしかありません。ましてスポーツの世界では子どもが出場できないのは本人の実力がないからです。または常日頃の練習態度や学生(部活動)なので文武両道の観点から学業の成績(あまりにも芳しくない等)ももしかしたら考慮されるかもしれません。
逆に親が口をはさむことで、そうしたことを子どもが知ったら、子どもは親を軽蔑すると思います。むしろ温かく見守り、例え出場する機会がなくても、最後まで頑張って続ける事の大事さを教えてあげることが大切だと思います。覇気のある子どもなら「自分をばかにしないでくれ」言われかねません。
今の親子関係を見ていると時々大丈夫と心配する時があります。いつかは子どもは自立します。温室もほどほどにしたいものです。時には程よい距離で見守ってあげることも大切です。先日知人の園長先生と話していた時に、何人かの保護者が「来年○○さんと同じクラスにしてほしい」「クラス担任は○○先生にして欲しい」と平然と要望すると苦笑いしていました。ジョークならともかく真顔で話すことにびっくりしたようです。そこには自分の子どもしか眼中にないことがよくわかります。自分の子どもが一番かわいいのはよくわかりますが、全員の親が同じことを希望したらどうなるか、ちょっと考えてみればわかることです。
終わった後に夕方の会合まで時間があったので、学校の近くの海岸で小1時間ほど海を眺めていました。マリンスポーツを楽しむ人、家族連れで凧揚げに興じたり、愛犬の散歩をする人、海を眺めている人等小春日和の中、思い思いに過ごす光景を海を背景に楽しみました。自然の中に身を置くことでゆったりとした気持ちになれます。
- 2013/11/30(土) 23:25:32|
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先日このブログで年少組の合唱練習風景をお伝えしましたが、昨日全組での合同練習ならびに今日行った年中、年長組の練習風景です。いよいよ来週12月7日(土)に音楽発表会として合唱や器楽演奏を披露します。
全組による合唱

年中組による合唱

年長組による合唱
- 2013/11/29(金) 23:58:56|
- 保育のひとこま
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昨日、一昨日の2日間佐倉市立佐倉中学校2年生7人が職場体験学習に来てくれました。毎年この時期に受け入れています。昨日はさつま芋掘りで掘った芋を使って焼き芋を楽しみました。年長組が中心となり、中学生にも色々と手伝いをしてもらいました。
始めに火床として材木を地面の上に並べます。その後木材を組んで燃やして灰を作ります。焼き芋は直火で燃やすと焦げたり固くなってしまうので、灰の中に入れてじっくりと蒸すようにしたほうが中がほかほかにふんわりと焼け、芋の甘みもでます。
近隣の迷惑になる場合もあるので、できるだけ避け最低限にします。
*焚き火で焼き芋をする場合は佐倉市環境保全条例の遵守も大事なことです。今回も焚き火を使った焼き芋は学校教育法に規定される学校としての教育活動の一環として行っています。

先ずは年長組に焼き芋を作る手順を説明します。最初に土がついているので、芋を良く水洗いし、濡れた新聞紙で丁寧に芋を包み、最後に新聞紙で包んだ芋の上からさらにアルミホイルで包んで出来上がりです。こうすることでほかほかの焼き芋が出来上がります。

芋を取り、準備します。

水で良く洗い、泥を落とします。


新聞紙を水の入った盥につけ濡らし、丁寧に包みます。
最後にアルミホイルで包みます。



中学生も先生役として教えてくれていました。

アルミホイルで包まれた芋が並びます。年長組がひとつひとつ丁寧に包んでくれました。後は火床に入れるだけです。

落ち葉をかぶせ、後は1時間ほど待つだけです。
煙が目に沁みます。でもこうしたことも五感を通して学べます。



昼食を食べ終わる頃にできあがったよです。

年中、年少組は保育室で年長組は園庭で思い思いに食べました。

黄金色にできあがったほかほかの焼き芋です。子ども達はもちろんのこと、中学生も大喜びでした。


友達と食べる楽しさがより美味しくさせてくれます。

年少の桃1組にて。

桃1組の子どもたちが私に向かって嬉しそうに「園長先生ありがとう」と叫んでくれました。普段は「ブタゴリラ」と呼ばれるだけに、なんてかわいいのだろうと、ついつい写真を撮影、掲載しました。桃2組や年中の赤組や黄組も同様です。焼き芋の効用を知りましたので、毎度落ち葉での焼き芋という訳にはいきませんので、焼き芋屋さんと同じような石焼き芋の機械を売っているので、近く合羽橋に行こうかと考えています。但しいくつかのハードルがあります。特に身近の方からの許可が必要ですが、別れ話を出されても困るので、思案中です。

職場体験学習に来園してくれた佐倉中学校2年生7人です。全員が園児達と身体を使って遊んだり、一生懸命掃除をしたりと頑張ってくれました。様子を見に来てくれた中学校の先生も学校の時とはまた少し様子が違い、笑顔もふんだんに見られると驚いていた様子です。中に2名の卒園児がいて、面影はありましたが、すっかりお姉さんになり、まぶしくも嬉しい思いです。
皆さんの同意のもと、記念写真を掲載します。近く学校宛に送付しますので、記念にどうぞ。

- 2013/11/29(金) 22:42:09|
- 保育のひとこま
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歌や合奏の練習の場も保育室から遊戯室へと変えてきています。
今日も各学年で歌や合奏の練習に励んでいたようです。
年少組の合唱の様子です。

音程もとれていて、歌い方もどなったりする子どももいなくて、上手に歌えるようになってきました。(音楽専任講師談)
- 2013/11/26(火) 23:58:13|
- 保育のひとこま
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年長組から「かず・かたちの図鑑」がだいぶ傷み、補修も限界ということで新しく購入しました。
毎年年度末に新年度に備えて各クラスに常備している図鑑を点検して、新学期に備えますが、年度途中でクラスや図鑑の種類によっては購入します。やはり年長組が頻度がたかく、逆に言えばそれだけ使うことが多いことを物語ります。
一緒に「くふうの図鑑」も年長向けに購入しました。
幼稚園ではいつも学べる環境があることはとても大事なことです。年少、年中、年長により特性を考慮して多少図鑑の揃え方が違いますが、いつでもすぐに知りたいことを自ら学べるようにすることで「学ぶ芽」を育んで欲しいと願っています。幼児教育は園庭で学べることも教室の机の上で学ぶことも意味は同じです。大人は戸外や友達と一緒に遊ばないとできない勉強(協同的な学び)を軽視しがちですが、図鑑によっては戸外遊びや協同的な遊びをすることで,図鑑がより効果的に深められることがたくさんあります。

- 2013/11/23(土) 23:52:54|
- 幼稚園の風景
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4月から原則として月に1回教育実習の単位の一環として各クラスに2名ずつ入り、幼児教育を学んできた千葉明徳短期大学保育創造学科1年生12人が今日は模擬授業を行いました。各自で考えた指導案を基に模擬授業(保育)を行い、それぞれに頑張ってくれました。写真は年長2クラスの様子です。
青組 楽器を作り、テープを流しながら色々な打ち方で音を楽しんだようです。


緑組
園庭で拾った落ち葉や学生さん達が持参してくれた葉を使って、それを画用紙に貼り、それを見立てながら思い思いに描きました。



保育終了後、皆で1年間の振り返りをしました。学んだことを今後の勉強にいかしてもらえれば何よりです。

最後にスタッフと一緒に記念撮影をしました。前列および中列が学生さんです。最後尾がスタッフならびに指導教官の先生です。また学生さん達からお礼のメッセージとプレゼントまでいただきました。
私と副園長にもプレゼントをいただきました。どうもありがとうございます。ペアのマグカップをふたりで大事に使わせていただきます。奇しくも今日は夫婦の日(11月22日)、ふたりで好きな珈琲を飲みながら、学生の皆さんの温かな気持ちに癒されたいと思います。
- 2013/11/22(金) 18:45:54|
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年長2クラス合同で紅白に分かれてリレーを楽しみました。雲ひとつない澄みきった晩秋の空に声援が飛び交います。
「園長先生、○○ちゃんが今日リレー頑張って友達に抜かれなかったよ、速かったんだよ」ひとりの女の子が終わった後に教えてくれました。何人かでその子を取り囲んで喜んでいます。素敵な風景でした。

疾走する子どもたちの影と落葉樹の影が交差します。


勝負はときの運、今日はですからね 次回にリベンジを。
- 2013/11/21(木) 23:51:54|
- 保育のひとこま
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園庭も紅葉がまもなくです。このところ秋の恵み(カシ、しい、クヌギ等)を持ち帰る袋を取りに来る子ども達で職員室にいる事務のT先生や園バス運転手のK先生も大忙しです。でも季節の風景を園生活の中で遊びを通して感じられる環境は本当にありがたいことです。
音楽発表会に向けて練習も佳境にはいってきたようです。私は職員室でクラスから聞こえてくる音を時々楽しんでいます。毎年のことながら予行練習まではほとんど練習を見ることはなく、職員の指導を信じ、子ども達の自主性と自律を信じて、来たるべき発表会を楽しみにしています。もっとも音楽専任講師のK先生の存在が大きいのも事実で、彼女を信頼し任せていることも大きいかもしれません。
音楽発表会に限らず行事が近づくと、日々行事のための保育についついなりがちなだけに、その点だけは気を付けるように話しています。
今の季節は戸外遊びも楽しいものです。今日も滝の水を出しては遊び、相変わらず濡れて着替える子ども達もちらほらいたようです。
友達同士の付き合いも深まり、仲間遊びも楽しい時です。そうした子ども達の気持ちにも目を向けられる余裕を持つぐらいでないと、行事も先生たちの自己満足に陥りがちで、肝心の主役の子どもが見えなくなってしまいます。
園庭のもみじや銀杏もだいぶ色づいてきました。
- 2013/11/20(水) 23:11:15|
- 幼稚園の風景
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暖かな1日でした。園庭の真ん中でお団子作りに励む年少の仲良し二人組。秋の柔らかな日差しが二人の影を作ります。
- 2013/11/18(月) 23:54:49|
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秋日和の日が続きます。昨日は平成26年度の入園手続きがありました。保護者の皆さんと短時間ですが、面接をさせていただきながら、初めてご縁をいただく方には本園の入園希望の理由を教えていただきました。
教育方針に魅かれて、園庭の自然環境の豊かさ、園の温かな雰囲気、教職員の対応等色々お話される中で、皆さん誰もが真剣に我が子の入園に際し、親の都合ではなく子どもが生活する視点で考慮された点に改めて敬意を表するとともにありがたいことと深謝しています。皆さんの思いをかみ締めがら、これからも園(集団)でしかできない学びを育める環境の充実に向け微力をつくしますので、どうかよろしくお願いします。
今日は秋も深まる中、久しぶりに仕事の予定もなく、つれあいとふたりで茨城県水戸市にある「うつわや季器楽座」で開かれている永山克雄氏の「蒔絵のうつわ展」(11月1日~11月17日)に行きました。案内をいただいた時から行きたいと楽しみにしていたのですが、日程がとれず、最終日にようやく間に合いました。車で約2時間の行程です。一昨年にも個展があり、その時に訪れて以来です。以前家族で工房で染付けの体験をして以来、何度か氏の漆工房「ニライカナイ」(HP有)に遊びに訪れています。
今回2年ぶりに訪れましたが、ギャラリーも相変わらず雰囲気も良く、ゆっくりと落ちついた雰囲気の中で氏の作品を見せてもらいました。私は漆工芸には疎いのですが、漆の色使いや氏の住んでいる沖縄の意匠を取り入れた漆工芸は見ていてあきることがありません。作品に人柄が反映されているのも頷けます。
子ども達に日々の生活の中で使う汁椀と夫婦で使う飲み物を入れる器を買い求めました。
その後、隣接するカフェで、借景の竹林や庭の欅を眺めながら、深まりゆく秋の風景を楽しみました。
このところ慌ただしく、時間に追われがちな日々を過ごしていただけに、珈琲と自家製のシフォンケーキとともにゆっくりと静寂な時間の中でふたりで過ごすことができました。
*うつわや季器楽座 http://www.kikirakuza.com


- 2013/11/17(日) 23:58:37|
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