今日は夏らしい1日でした。プールも開放され、私も午前中は時々子ども達の様子を見に行きましたが、相変わらず水しぶきから歓声が聞こえていました。午後からは夏の日差しが照りつけ、より盛況だったようで嬉しく思います。
そんな暑い夏の過ごし方は人それぞれに流儀があると思いますが、私は旬の夏野菜を食べるように心がけています。きゅうり、とまと、ピーマン、ナス、とうもろこし、オクラ、ゴーヤ等がお店にならび、食欲をそそります。露地物も出回り、ハウス栽培とはまた一味違うようです。
特にゴーヤには目がなく、時間があればゴーヤチャンプルーを作り、琉球ガラスに入れた泡盛をロックで飲みながら、すっかりご無沙汰な沖縄に思いを馳せています。島豆腐があるとより嬉しいのですが。ゴーヤといえば昨年自宅で日除けと食材の一石二鳥を狙い、リビングの窓下にゴーヤの苗を植えました。どんどん成長し、窓のアルミの格子が段々葉で覆われてきましたが、どうもゴーヤの葉とは違うように感じながらも、たいして気にも留めず、そのうち実が成り、喜んでいたのもつかぬま、ふと見ると格子の間にゴーヤとは似ても似つかぬ実ができ、そのうちどんどん大きくなりだし、さてと実を取ろうにもすでに実が格子にめり込んでどうにも取れません。なんと正体はかぼちゃでした。確かゴーヤの苗と思って買ったのに、いまさら後の祭りです。実が窓の開閉を邪魔して、開けられません。つれあいからは夏なのに窓も開けられない、腐りだしたらどうするのと散々言われ、もったいないと思いながらも、長時間悪戦苦闘の末、ようやく取り除きました。ご承知のようにかぼちゃは地面に這わせて成らせますが、立たせても成るものだとはじめて実感しました。
そ以来家族からは植物の栽培も満足にできないと決めつけられています。今年もミニトマトを植え、当初は脇芽を摘んでいましたが、忙しさを理由にほっておいたところ、あちらこちらから芽が出て手に負えない始末です。それでも植物の力はすごいものです。今日もボール2杯ほど獲れて台所に置いておいたところ、子どもたちがつまむと「甘くて美味しい、水っぽくない」と話し「どこで買ってきたの」と聞かれたので「自宅の」と答えると、絶句していました。「まさかあのかぼちゃ事件のオヤジが」と。子どもたちの胸中を察します。
園庭でも朝顔が満開です。年長組の園児たちが種子から蒔いて育て、双葉ぐらいで持ち帰った朝顔はもう開花したでしょうか。夏満開、熱中症にご留意ください。
- 2013/07/30(火) 22:36:14|
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朝から降り続いた雨も止み、サマーくまキッズ(夏休み中の預かり保育)の子どもたちも降園した夕方、園庭を見回っていると黒い影が見えました。よく見ると近所に住む黒猫「べべ」です。最近はすっかりご無沙汰で、どうしていたのかと心配していた矢先でした。すっかり年をとったようで、動作もどことなくゆっくりです。
しばらく園庭を散歩しながら、何処ともなく立ち去ったようです。この夏を元気に乗り切ってね。
若かりし頃の様子は2008年11月25日付に掲載


- 2013/07/29(月) 23:50:12|
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昨日、出先から帰ってから民放で北海道の小樽市内の保育園の1時間番組を視聴しました。もしかしたらご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。途中から見たので、最初から見たわけではないのですが、興味深い内容でした。食育をテーマに子どもたち四季の園生活をメインとした内容です。
食育(顎が発達するようにわざわざ噛みきって食べるような大きさにしたり硬めの食材また地元の食材や旬を大事にしたり等)についてはももちろん素晴らしいものがありますが、それ以上に教師が園児を良い意味で子ども扱いにしないで対等の人間として尊重するような保育(子どもにとっては良い意味でつらいが、それを見守れる保護者の意識も高い)や保護者が子どもの成長を通して、親も成長させてもらったと口々にコメントされていたことです。
もちろんその保育園の園生活の充実があるからこそ、子どもが育ち親も育つと思います。そうした園生活を日々の保育を通して継続していく園のスタッフもすごいと思いますし、敬意を表します。
番組を見ながら、良心的で愚直なまでにここまでするのかと思うような保育が随所に見えていました。
とても大変ことだと思います。
でもそれだけに目に見えない大切なものが育つと思います。すぐに見えるものは得てして大したことがなかったり、あまり身につかないものです。
愛犬との散歩コースの途中に田んぼが見える場所があります。1年を通して田んぼの四季折々の風景を楽しませてもらっています。稲穂の実もついてきたようです。そろそろ案山子の登場が楽しみです。
- 2013/07/28(日) 21:14:34|
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今日は2年前に卒園した年長2クラス合同で同窓会がありました。私も久しぶりに卒園生に一目会いたかったのですが、前からの先約があり断念しました。参加した当時のクラス担任のS先生、N先生からの話を楽しみにしたいと思います。きっと心身とも大きく成長したことでしょう。
朝、園に来てみると、いつの間にか蝉が鳴き始めています。まだ蝉時雨とまではいきませんが、木々のあちからこちらから聞こえてきます。セミの羽化は何度か見たことがありますが、何度見ても神秘的です。羽化の時間が夜から夜明け前なので、子どもさんにはなかなか見る機会は難しいと思います。実際に見ることができればそれにこしたことはありませんが、「YOU TUBE」などでも羽化の様子を動画で配信しているようです。
- 2013/07/27(土) 23:48:24|
- 幼稚園の風景
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夏休みに入りましたが、子どもさんは元気でしょうか。早寝早起きはしているでしょうか。終業式の日に朝の集まりで園児たちに「早寝早起き」「家の手伝いをすること」「知らない人にはついていかない」ことを話しました。早寝早起きについては保護者の皆さんには終業式にプリントをお配りして、日々の生活の中で、早寝早起きが子どもの心身にとっていかに大事であり大切なのかをわかりやすく説明した資料を配布したのはご承知のとおりです。確かに現在は子どもさんが友達同士で心身が自由な環境の中でとことん遊ぶことが難しい時代になりました。遊び疲れて夕食を食べ終える頃には眠たくなり、風呂もそこそこに疲れて果てて、朝までぐっすり眠るとことが難しい時代です。社会が夜型になるにつれ、子どもさんにとっては色々不利益になることも見られがちです。大人が配慮してあげたいものです。
ブログも久しぶりで早くも園児同様夏休みに入ったかと思われた方もいらっしゃるかもしれません。でもそんなことはありません。昨日午後と今日は1日園庭とプールを在園生対象に開放しましたが、何組かお見えになっていたようです。来週も3日間開放する予定です。保護者の皆さんもプールサイド脇で遊泳中の子ども達を見守っている様子でした。プール遊びは楽しいものですが、事故には気をつけたものです。特に幼児はまだ身体が未発達な面もあり、水の中でバランスがとりにくい時もあるので、足がついていても大丈夫とはいえません。毎年夏休み中に何日間か日を決めて、プールを開放してきましたが、原則プールの監視は職員はつかず(1日中プールの監視することはできません)園は施設を提供するだけで、我が子の安全は保護者の責任としてお願いしてきました。ただここ数年の中で、ほとんどの方はご理解されているのですが、中には安全面で少し意識がおろそかになりがち方をお見かけする時があり、子どもの安全を考えたときに、今年は正直開放するかどうか悩みました。ただ毎年多数お見えになったり楽しみにしている方のお話しを聞くこともあり、開放しましたが、配布した手紙のとおり、少し安全面で喚起させていただくように書き足しました。
現代はとかく何かあった時に自分を顧みず、他人のせいに責任転嫁をしがちですが、自分のことは自分で責任をとりたいものです。幼児期に自分で考えて行うことはとても大事なことです。大人は時にはそうした子どもの行動を大人から見て失敗と思っても、決して失敗と捉えずに、学びや良い経験として温かく見守ってあげましょう。そうした経験を積むことで、自己責任の意識も芽生えます。なんでもしてあげたり甘やかすことは、その時は良いかもしれませんが、大人になった時に自分を顧みず、直ぐに他人のせいにするようになりがちです。
冒頭お話しした「家の手伝いをすること」も無理のない範囲で大いにさせてあげてください。例えば料理の手伝いも良い学びです。かえって手伝ってもらうことで大変と思われるかもしれませんが、小さい時から興味を持たせることで、大人になった時に料理ができるのは悪いことではありません。また食に関心をもつことは生きる上でとても大事なことだと思います。
写真は今週初め23日(火)に幕張メッセで行われた県内の私立幼稚園の加盟園(333園加盟・県内のほとんどの園が加盟)の教員対象の研修会の様子です。約1,300人の先生が集まり、1日研修を行いました。午前中は基調講演、午後からはテーマごとに分科会にわかれます。本園の教員も毎年参加しています。

- 2013/07/26(金) 23:43:29|
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宿泊保育の3回分の食事をご紹介します。
夕食と朝食はご飯と味噌汁はおかわりができます。特に夕食はおかわりする子どもたちが多かったようです。
私も子どもたちと一緒に食事をしましたが、ご飯粒まできちんと食べている子どもとご飯粒を茶碗につけたまま、気にすることもなく残している子どももいました。私が茶碗についているご飯粒まできちんと食べるように話しましたが、こういうところに家庭でのしつけがみえてきがちです。それぞれ家庭の流儀があるので、なんともいえませんが、食材の無駄は作ってくれた方に申し訳ない気持ちが先に立ちます。残さず使い切って食べることが一番の感謝だと思います。
食べ終えたら、自分達で昼食はひとつ、夕食はふたつ、朝食はみっつと片付ける食器を増やし、厨房まで運びます。もちろん食堂から退出する時に調理してくれた人に感謝を込めて「ごちそうさま」の挨拶をして帰るように話しています。カウンター越しにお礼を言いながら挨拶できたようです。園生活ではもちろんですが、こうした園外保育の時だからこそ挨拶をきちんと交わすことが大事です。
1日目の昼食

1日目の夕食

翌2日目の朝食
- 2013/07/22(月) 23:53:02|
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昨日、今日と2日間の宿泊保育を無事に終えることができました。家庭を離れ友達と一緒に生活したことは、子ども達にとって大きな自信につながり、自立にむけてひとつの大きな一歩になったことと思います。もしかしたら帰宅してから、家族にお話されたかもしれません。
天気も思ったより日差しが強くなく、夜などは涼しいぐらいでした。そのせいか例年に比べ、早々と就寝する子どもも多かったようです。
初日は草ぶえの丘到着後、アスレチックで遊び、昼食後は陶芸舎で陶芸を楽しみ、おやつにかき氷を食べ後は松林付近を中心にスタンプラリーを楽しみました。
夕食後はキャンプファイヤーを楽しみました。
2日目は朝食前に体操をして、朝食後はDL(ミニ鉄道)に乗車し、園内の遊具で遊んだ後、一路園まで戻り解散しました。それぞれの子どもさんなりに思い出をつくられたのではと思います。
到着後、昼食までアスレチックや地下鉄の車両で楽しみました。

陶芸舎で陶芸を楽しむ

おやつはかき氷、人気がありました


スタンプラリーを楽しむ



夕食風景

キャンプファイヤー
火の神から火をもらう


就寝前風景

清々しい空気の中での朝の体操

ミニ鉄道を楽しむ


- 2013/07/21(日) 23:57:41|
- 園外保育
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今日から明日まで年長2クラスで1泊2日の予定で草ぶえの丘で宿泊保育を行います。
その時の様子は後日同行しているフォトクリエイト社のカメラマンが撮影し、インターネットで販売します。
昨今の保護者は行事や園生活のことをすぐに知りたがったりする風潮がありますが、やはりやり終えた子どもたちの口から様子を話したり思いを伝えることが一番大事です。親として心配したり様子を知りたい気持ちもわからないでもありませんが、時には「今頃どうしているかな」「元気にしているかな」と思う気持ちを持ったり、話題にしながら思うことも、子離れする観点からも大事です。そうした子どもへの思う気持ちをもちながら、出迎えて再会することで、よりわが子への思い(愛)が深まり、自分と子どもの関係(距離)を振り返るきっかけになると思います。
インターネットやメールといった情報機器が発達するにつれて、色々な企画が生まれ利便性も各段に飛躍していますが、全部見えれば良いとは私は全く思いません。特に教育という視点からサービスも良い意味で取捨選択していくことが大事だと考えています。全ては子どもと親の自立のために。よろしくご賢察いただければありがたく思います。
職員の他に保育を学ぶ学生7名(2名は午前中授業なので、午後から駆けつけてくれます)がボランティアで手伝ってくれます。毎年教職員とボランティアの学生さんで運営しています。家庭を離れて自立するのが目的ですので、保護者の方はご家庭で思いを馳せてください。某小学生の宿泊の校外学習でキャンプファイヤーの時など親もご一緒にどうぞという話を聞くと、それぞれにもしかしたら事情があるかもしれませんが、どうかなあと思うのは私だけでしょうか。子ども達の自立を願うなら親も良い意味で子どもから自立をし、温かい目で見守ってあげましょう。

園庭に集まり、これから出発です。
- 2013/07/20(土) 10:27:07|
- 園外保育
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今日は全園児で笹送りを楽しみました。願い事を書いた短冊をはじめ七夕飾りが火に包まれ、煙になって空高く登っていきます。
今頃織姫や彦星さんはそれぞれ天の川をはさんで、願い事を読んでいるかもしれません。ちなみに私の願い事のひとつは「織姫さんと一緒に天の川の橋の上で七夕の歌を歌いたいな」と記しています。
七夕製作が佳境の頃は女の子から「園長先生のお願いは何」と度々聞かれるので「大きくなったら○○さん(願い事を聞いてきた本人の名前)と結婚できますように」と話すと、悲鳴とも驚嘆ともつかない声をあげ「いやだー」「ぎえー」「きもい」と一目散に逃げていく子どももいました。また真顔で「その頃は園長先生はおじいさんになっているから、むり」「もう、結婚しているでしょう」「○○先生(つれあいの名前)に言うよ」と誰一人願い事を喜んでくれません。家に帰宅して、そのことを子ども達に話すと、さも当然という顔でうなずかれ、なんでママはパパみたいな人と結婚したのと聞かれていました。つれあいは返答に困りながら、「結婚する時は野獣でも、そのうち魔法が解けて、王子様になると思っていたから」と答えると爆笑されていました。
夏本番、このブログを読んでくださっている皆さまにも素敵なひと夏の恋が訪れますように・・いまだに魔法が解けない野獣からの祈り
年中、年長はクラスの当番の子ども達が笹飾りを教室から運びました。


火がつき、飾りが燃えて煙が空高く登っていきます。それにあわせて皆で「たなばた」の歌を唱和しました。

- 2013/07/17(水) 18:32:42|
- 保育のひとこま
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先週保育室に備える絵本専用本棚が届きました。以前卒園記念品で寄贈してくださった本棚があったのですが、15年以上大事に使っていたのですが、年月の経過とともにどうしても合板の部分が剥がれ始め、傷みだしたため、懇意の建具屋さんと相談しながら、園オリジナルの絵本棚を設計の段階から試行錯誤しながら考え、ようやく完成しました。増築した桃組以外の保育室全てに設置します。
早速設置すると、園児達もすぐに気付いたようです。
材料は無垢材のみを使い(無垢材を貼り合わせた集成材)、何十年ももちます。年月が経てばより味が出てくると思います。園では今できるだけ木製を使うようにしています。しかも合板ではなく無垢材を使い、長い年月でも持つものをと考えています。こうした環境を用意することで園児達にも木の良さを知ってもらい、自然(地球環境)に関心を持ってもらえれば思います。
絵本は個人的にも大好きなので、園でも福音館書店を中心に購入しています。発行されたもの全てというわけにはいきませんが、選択しながら購入しています。園の蔵書(絵本図書)を見ると、その園の教育への思いが見えてくると言われていますが、あながちうそではないと色々な園を見学させていただく中で、なるほどと思う時があります。


- 2013/07/16(火) 16:41:30|
- 園外保育
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