先週からホールにも雛人形が飾られました。毎年飾る度にいよいよ「春」がまもなく来るのかと、妙に嬉しく何故か「春の小川」、「春」、「ひなまつり」「早春賦」を口ずさむ気分です。もっとも幼稚園内ならともかく、街の中で良い年をしたおっさんが独りでにこにこしながらながら歌っていると、他の人から「春になり陽気がよくなると出てくる人みたい」と間違えられないように気をつけなくてはと戒めています。
普段でも風采からして園長らしかぬ人と言われ、職員室で何度か「園長先生ですね」と名刺を隣席の園バス運転や事務をしてくれるK先生が受けとったり、玄関で来客を私が取り次ぐと、大体初めての人は私に向かって「園長先生をお願いします」と頼まれます。「私が園長です」と話すと・・。その結果、交渉事では優位に立てるようです。人は見かけで判断しないように。(笑)
春が来ることで、特にとりたたて何かがあるわけではないのですが、何故か待ち遠しい気持ちになります。桃の花、菜の花また菱餅や雛あられも嬉しく、趣を添えてくれます。
今年は冬が厳しかっただけに、余計芽吹きの春を心待ちにしています。
- 2013/02/27(水) 19:30:59|
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三寒四温、春への思いも募ります。雛人形が飾られ、桃の花と菜の花が趣をそえます、園内にも春の足音が聞こえ始めているようです。
- 2013/02/25(月) 23:33:59|
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音楽劇発表会もいよいよ今週土曜日に迫りました。先週は書類作成や色々な会合に時間をとられがちで、ブログも当日の出来事もお知らせできず、また劇の練習は例年と同じように予行練習時に初めて見ることになりそうです。
もっとも常日頃の園児達との会話の端々や様子また保育室の雰囲気からなんとなく劇に向けての進捗状況もわかります。
常々話すように最終的な責任は全てとるので、誰にも遠慮することなく子どもとともにそれぞれのクラスごとのねらいに向けて目指してほしいと思います。私は園長という立場で学習環境を豊かにしたり、劇に必要なものを出来る限り用意するぐらいで、後は園児とスタッフを信じて見守りたいと思います。
先日20日(水)吉日大安の日に黄組の劇のテーマの大工さんにちなんだ学習環境のひとつとして新しく家を建て、その家の上棟式(建前)を行いました。私が子どもの頃は近隣で上棟式があると聞けば、友達と菓子や餅を拾いに出かけたものです。最後に大きな鏡餅が投げられると、大人たちが競い合って奪い合いになり、そのすさまじい迫力の情景を今でも思い出します。
今回は餅や菓子こそ撒きませんでしたが、お祝いとして昼食時に一口ずつですが赤飯を黄組及び同じ学年で保育室が隣接している赤組の子ども達に配りました。
大工さんが今日のこの佳き日に備えて、仕事場であらかじめ柱や壁や屋根を刻んで、今日1日で作れるように準備しておいてくれました。
今は上棟式のような建築儀礼をはじめ先人たちが日常生活の中で意味合いを込めながら伝えてきたものが、社会の変革の中で時には失われつつあります。もちろん時代の流れの中で消えていくものもあるかもしれません。その是非はともかくインターネットに代表されるように急速な情報化社会だからこそ、時にはデジタルでなくアナログのような人間が介在するものにもこだわり、園生活の中で知ってもらいたいと考えています。
上棟式の飾りは長崎県佐世保市のお店から取り寄せました。飾り一式作成は大工さんにお願いしました。中に入っていた祝詞は本来ですと大工さんが読まれるのですが、不肖私が声高らかに代読しました。


祝い飾りを作成してくれているところ

綺麗に飾り付も終えました。当初は園庭を予定していましたが、園庭が霜どけでぬかるんでいたため、急遽テラスで行いました。

赤飯は当日朝、卒園の祝い菓子で長年にわたりお世話になっている市内本町の大月堂菓子本舗さんが出来立てを届けてくださいました。

柱から建ててていきます。柱はつげ、あとの部材は杉を使いました。



大工さんを前に黄組、赤組で上棟式を執り行いました。

建ててくれたお礼に黄組で音楽劇で歌うエンディングの歌をプレゼントしました。

子ども達も大喜びでした。

上棟式の後は屋根を葺き、ドアーをつけて無事に完成しました。劇が終えるまでは黄組の保育室に置きます。
木の香りが匂います。
- 2013/02/24(日) 23:46:49|
- 保育のひとこま
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午前中は博物館の常設展示室を見学した後、団体用入口ホールの指定された場所で昼食を食べました。

お世話になりました。昼食を食べた後、本館から生態園へ向かいます。


屋外の生態園の中にあるオリエンテーションハウスと野鳥観察舎に行きました。
職員の人が実際のカラスと同じ重さのぬいぐるみや他の鳥のぬいぐるみを何羽か用意してくださっていました。手に取り、重さを実感することが出来ました。

交代で持ってみました。


学習コーナーでも楽しみました。

様々なカエルの鳴き声が奏でることができるエレクトーンです。

野鳥観察舎にて。フィールドスコープを使ったり、園から持参した双眼鏡を使い、カラスは残念ながら見ることができませんでしたが、カモやサギを観察することができ、楽しいひと時を過ごしたようです。




館員の人からカラスについてパネルを使って生態等を教えていただきました。

いただいた折り紙のカラスも一緒に記念撮影しました。

それぞれ色とりどりの素敵なカラスたちです。
- 2013/02/18(月) 23:15:27|
- 幼稚園の風景
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今日から各クラスとも遊戯室の舞台を使って練習を始めました。外は厳しい寒さですが、中では熱演が続くようです。
先週の青組が千葉県立中央博物館に行った時の園外保育の様子です。
園からはレンタルした幼児用バス(普段使用している通園用バスと同じ車)で約50分ぐらいで到着しました。

館内に入ると、先ず、博物館の方から館の説明や見学の際の留意事項といったオリエンテーションがありました。

荷物を置いて、皆で順番に展示物を見学しました。但し館内は大きく6つの展示室があり、とても全部は回れないので劇のテーマに鑑みて、主に「房総の生物」、「海洋」、「生物の分類」また小動物展示室も見学しました。
カラスの生態をジオラマの中で見せていました。

フクロウの剥製を見ました。



様々な鳥類の剥製、羽を広げた時の大きさも実感できます。


昆虫の標本があり、人気がありました。子どもたちが見やすいように脚立を置いてあるがありがたいです。
虫が好きな子どもも多いので、よく観察していました。


視聴覚も色々な番組があります。



千葉県内に生息している小動物を展示している部屋です。

マムシの飼育展示です。

鹿の角や骨また土器の破片など実物を触れる展示コーナーです。
- 2013/02/18(月) 18:23:02|
- 園外保育
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今日は緑組が昨日の青組同様音楽劇のテーマを調べに千葉市科学館を訪れました。到着して先ずプラネタリウムを楽しみ、昼食後は10Fのフロア*「ジオタウン」でテーマでもある「虹」、「月の満ち欠け」について全員で学習し、そのあとは思い思いのパネルや体験ブース等で楽しみました。1フロア約1時間でも園児達にとっては時間が足りないらしく、もう帰るのと言われてしまいました。昨日の青組もそうですが、子どもたちの好奇心や学ぶ意欲には脱帽です。詳細は改めて掲載する予定です。
*ジオタウン(千葉科学館HPより)
わたしたちをとりまく身近な環境から、地球、自然、宇宙、また自分自身の中にあるさまざまな科学原理を、観察や体験を通してひも解いていく、地球まるごと体験のフロアです。参加型の展示体験を通しながら、自分自身やこれからの地球を共に考え、共に感じ、そして共に語り合う、動機づけのまなざしをもった展示ゾーンです
最後に皆で記念撮影をしました。中央の男性は先日の2月9日付ブログでもお話ししましたが、千葉市科学館に勤務されているSさんです。以前から音楽劇で何度もお世話になっています。今日も子どもたちからシリウス星についての質問をわかりやすく答えてくださいました。また女性のSさんは主にプラネタリウムを担当されていて、今日の幼児向けの番組のナレーションをしてくださいました。とても澄んだきれいな声の持ち主です。観覧している子ども達の気持ちを上手く汲みながら、わかりやすく興味を持たせるように上手く星についての話をしてくださり、さすがだなと感動していました。後でお聞きしたら、幼児教育を学ばれた方と聞いて妙に納得しました。プラネタリウムの居心地の良さに美声が加わり、ついつい癒されながら星の世界を楽しみました。プラネタリウムは大人から子どもまで楽しめます。親子でいかがですか。詳細は千葉市科学館のHPをご覧ください。
- 2013/02/15(金) 17:41:52|
- 園外保育
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今日(日付では昨日)は年長青組で音楽劇のテーマに係わる「フクロウとカラス」の学びのために千葉市にある千葉県立中央博物館に行きました。私たちが思っていた以上に興味深く見ていて、最初の予定の見学時間よりだいぶ伸びました。
ご家庭でも子どもさん自ら今日の経験を色々話されたかもしれません。子どもたちの興味や関心の意欲に改めて感心しています。写真等は後日改めて掲載したいと思います。明日は同じ年長組の緑組が千葉市科学館に音楽劇のテーマに係わる星のことを学びに出かけます。
- 2013/02/15(金) 00:13:26|
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劇はいうまでもなく園児が主役です。但し小道具を演出することで園児達にとって劇への導入や演出するうえで効果がある場合は使うときもあります。但し園児の衣装は基本的には使いません。以前年長組でマントを使ったことがありましたが、劇の一場面のみでした。当初は代表の子どもがひとりが着たのですが、男の子全員が着てみたいという話が子ども達から出て、急遽作りました。
もちろん色々な考えがありますが、劇に衣装はどうかなという思いがあります。どうしても見る側(保護者)は衣装に目がいきがちで、肝心の園児達の表現力も衣装に隠れてわかりづらいと思います。
なんだか着せ替え人形みたいで、確かに親も子どもも喜ぶかもしれませんが、その一瞬で終わりです。もっと深いところに喜びを求めたほうが良いのではとついつい思ってしまいます。その分内容を濃くしないといけないのですが。
知人の園で劇の衣装が年々派手になり、クラス同士でいつのまにか競い合い、保護者も劇の内容よりもいかにかわいい衣装を園児達が着られたかという出来栄えでクラス担任が評価され、そのため先生たちは夜遅くまで衣装づくりに精を出していたという苦い経験を話してくれたことがあります。先生同士も心なしかぎすぎすした感じがしていたと反省を交えながら、話してくれました。
「本末転倒」だけは避けたいものです。
年少組の小道具一部です。園児達がクレパスで葉の表面を塗ってくれたようです。
- 2013/02/13(水) 18:36:44|
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