昨日は秋日和の中、皆で焼き芋を楽しみました。芋は先月末の芋ほりで掘った芋を使います。年長組が中心となりまた職場体験学習中の中学生にも色々と手伝いをしてもらいました。
始めに火床として材木を地面の上に並べます。その後木材を組んで燃やして灰を作ります。落ち葉ですと煙が出て近隣の迷惑になる場合もあるので、できるだけ避け最低限にします。また風の強い日は当然ながら避けなければいけません。夏休みに保育室前の廊下をウッドデッキのように作った時の端材がたくさん残っており、今回はその木材を使いました。
*焚き火で焼き芋をする場合は佐倉市環境保全条例の遵守も大事なことです。今回も焚き火を使った焼き芋は学校教育法に規定される学校としての教育活動の一環として行っています。
芋を置くための火床のためにするために、木材を燃やし灰を作ります。焼き芋は直火で燃やすと焦げたり固くなってしまうので、灰の中に入れてじっくりと蒸すようにしたほうが中がほかほかにふんわりと焼け、芋の甘みもでます。

年長組に焼き芋を作る手順を説明します。先ず最初に土がついているので、芋を良く水洗いし、濡れた新聞紙で丁寧に芋を包み、最後に新聞紙で包んだ芋の上からさらにアルミホイルで包んで出来上がりです。こうすることでほかほかの焼き芋が出来上がります。
年長組が張り切って準備してくれたようです。

芋を取り、準備します。

水で良く洗い、泥を落とします。

新聞紙を水の入った盥につけ濡らし、丁寧に包みます。


最後にアルミホイルで包みます。


箕の上にアルミホイルで包まれた芋が並びます。年長組がひとつひとつ丁寧に包んでくれました。

年少組や年中組の子ども達の中には、焼き芋がもう焼けたかと気の早い子どもたちやすぐに焼けると思い集まってきた子どもたちもちらほらいたようです。

火床に並べられた芋達です。

火床の上に並べた芋の上から、園庭で集めた落ち葉をかぶせていきます。

芋が多いので、焼けた落ち葉の灰の上にもう一段芋を載せ、2段重ねにします。
- 2012/11/30(金) 08:26:18|
- 保育のひとこま
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今日、明日の2日間、佐倉中学校2年生11人が職場体験学習の一環として来園してくれました。幼稚園や幼稚園の先生の仕事について体験を通して具体的に知り、将来の職業を考えるうえで役立てようというねらいもあるようです。
中学生の中に3人の卒園生もいて、久し振りに会ってすっかり少女らしく成長した姿を見れたのも嬉しいことでした。
今日は今週土曜日に行う音楽発表会の予行練習がありましたが、自由遊びの時間に園児たちと一緒に一生懸命むきあって遊んでくれたようです。挨拶もなかなかしっかりでき、また意欲もあり熱心なようでした。子ども達の成長を育む保育の素晴らしさの一端を知ってもらえれば何よりです。明日も頑張ってくださいね。
11人の中学生です。皆からブログ掲載の了解を取りましたので、ご紹介いたします。

予行練習の始まる前に全園児の前でひとりずつ自己紹介してもらいました。

準備の合間に中学生にも保育の手伝いをしてもらいました。保育の先生というと以前は女性が多かったのですが、最近は男性の採用も増えています。今回も3人の男子が来てくれました。3人とも臆せず一所懸命やる姿は好感が持てます。
- 2012/11/28(水) 16:41:36|
- その他
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園庭の山の裏側の木立に囲まれた一角にいつのまにか年長の男児を中心に木々の枝を利用して青いシートと紐とガムテープで「ひみつきち」を作ったようです。「ひみつきち」に敬意を表して、中は覗いていませんが、友達同士で色々と楽しんでいるようです。年長になると遊びが発展して、人間関係(友達同士)を深めた遊び(勉強)が展開されるようになります。
・言葉を交わす。すなわち相手の気持ちや思いを知り、気持ちのやり取りができる。
・相手の気持ちと自分の気持ちの折り合いをつける術を学ぶ。
・自分の考え以外に他の人の考えを聞くことで、色々な考えがあることを知り、幅が広がる。 自分の意見だけが
全てではない。
理屈(理論)は上記のようなことですが、園児達はそんなことを露ほどに思っていません。友達同士で遊ぶのが楽しい、自分たちでどんどん工夫できるから益々のめりこむ、それがまた楽しい。
私たちは見守るだけです。年長ぐらいになると、けんかをしても自分たちで解決しようとする芽が見えてきます。
繊細さとたくましさに幼児の特性の一端が見え隠れします。


- 2012/11/27(火) 18:24:05|
- 幼稚園の風景
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今日は雨が降ったり止んだりの天気で園庭で遊んだり室内で遊んだりと天気に合わせて場所も変わったようです。
音楽発表会に向けての練習も佳境に入り、時折遊戯室や保育室から合奏や合唱が聞こえてきます。先ずは音楽そのものを楽しむこと、また皆で一緒に歌ったり、いろいろな楽器で演奏することで合奏の音のハーモニーの綺麗な音色や楽しさを感じて欲しいと願っています。
晩秋の園庭は子どもたちにとっては色々な宝物箱のようです。もちろん四季折々に季節の恵がありますが、特に秋は木の実や落ち葉にときめくようです。職員室に置いてある袋も子どもたちが入れ替わり「袋をください」といって大事な宝物を入れに取りに来ます。大事そうにしまいながら、家に持ち帰るようです。袋も大きさもが色々あるので、入れるものに合わせて袋を選ぶことも大事な学びです。家に持ち帰ったら、大事な宝物ですので、どうかご配慮願います。そういえば池のそばにたくさんの銀杏が落ちていますが、宝物の中に銀杏はあまり入っていないようです。
- 2012/11/26(月) 23:17:26|
- 保育のひとこま
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今日は休みを取り、つれあいとお祝いの品や歳暮の買い物に行きました。
インターネットを利用することも多いのですが、たまにはふたりで街の雰囲気でも味わいにということで出かけました。
間もなく師走、クリスマスツリーが飾られ、人出も多く賑わいを見せています。また早くもお菓子が入った長靴も飾られていました。懐かしい思いです。
- 2012/11/25(日) 23:57:01|
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3連休いかがお過ごしでしょうか。初日はあいにくの天気でしたが、今日、明日の2日間は秋晴れとの予想です。
園は連休を利用して工事をしています。私も昨日、今日と2日間職人さんが入るので、玄関をあけにいったり打ち合わせで出勤です。
内装工事で昨日から保育室の高窓や子ども用トイレ、保健室に万が一のことを考慮して窓に飛散防止フィルムを貼る工事をしています。保育室の入り口は防犯ガラスに変えていて(赤・黄組は冬休み中に施工予定)、飛散防止フィルムを貼った窓ガラスを含め、地震等で窓ガラスが外れてもガラスが破損して怪我をすることはないと思います。
施工してくれる内装業者も何十年もお付き合いがあり、安心して任せられます。まだ小さかった息子さんが成人して家業を継いで職人として一生懸命仕事をしている姿を目の当たりにすると、年月の早さを感じます。
12月も土日を利用してしばらく工事をする予定です。
- 2012/11/24(土) 23:19:37|
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昨日は幼稚園の職員室奥にある台所から出火したことを想定した火災時における避難訓練を教職員と園児で行いました。また佐倉市八街市酒々井町消防組合佐倉消防署から3名の署員の方が立会い、避難訓練の様子を視察してもらったり火事についての注意点や職員対象に消火器の使い方を指導してもらいました。
今回は園児たちが園庭で自由に遊んでいたり保育室にいたりとあえて思い思いにそれぞれに活動している状況で、事前に知らせずに火災報知器の非常ベルと園内放送で火事になったことを伝えました。
発生と同時に避難計画に基づいて行動します。隣接する麦田公園までクラス担任の誘導の下、脱兎のごとく、また室内にいた子どもたちは上靴のまま逃げます。職員室に普段いるK先生とT先生が二手に別れて、逃げ遅れた園児がいないか、各保育室、トイレ、遊戯室、くま組等すべての部屋を確認し、逃げ遅れた園児がいないことを私に報告し、それを確認してから最後に私(園長)が園舎から避難します。
麦田公園に避難して直ぐに各クラス担任がクラスごとに今日登園している園児数と欠席している園児数を確認し、再度逃げ遅れた園児がいないかを確認した後主任に報告し、主任から私に今日登園している園児全員が無事に避難していることの報告を受けます。
そのあと園児の前で私は「今日は訓練ですが、本当に火事になった時に命は一番大事なので先生と一緒に直ぐに避難すること、命は物と違ってお金で買うことはできない大事なものなので、何も持たずにまた保育室に物を取りに戻らずに、直ぐにこの公園まで逃げること」を話しました。
何人かびっくりして泣いている子ども達もいましたが、園庭にもどる頃には落ち着いたようです。
幸い本園は平屋で各保育室に面して昇降口があり各保育室から直ぐに園庭に避難できます。そのため避難経路がたくさんあること、また公園に隣接しているので、火事になった時も火の粉や煙を避けることができるといったとてもありがたい園舎構造や立地条件に恵まれています。
また警備会社のシステムと火災報知機が連動していて、報知機のベルがなると自動的に警備会社に連絡が行き、火事の発生を知らせることになっています。
但し、常々「安全と思った時点で安全はなくなる」と考えているので、これからも定期的に訓練を行うとともに私はもちろん教職員にはかけがえのない命を預かっているということをこうした訓練を通じて改めて認識し、園児たちにも「火」についてその素晴らしさと怖さを知ってもらえるように園生活の中で知ってもらえたらと思います。年長組が宿泊保育の時に体験するキャンプファイヤーの焚火や園庭での焼き芋や焚き火等も大事な教育上の学びです。特に今は生活の中で以前に比べ「火」を使う経験や見る機会が減っているだけに、環境に配慮しながら考えていきたいと思います。
麦田公園に避難した後、再度園庭に集まって消防署員の方から園児向けに「火事」についてわかりやすく話してくださいました。

次に3人の職員が水の入った消火器を使って、使い方の指導を受けました。




消防車で来園してくれたので、最後に見せてもらいました。園庭に入れれば良かったのですが、車高の関係で難しく、正面玄関の所で代わる代わる見せてもらいました。年長組は先日消防署見学(詳細は11月7日付ブログ)をさせていただきましたが、何度見ても楽しいようです。今日はありがとうございました。

- 2012/11/23(金) 23:58:17|
- 保育のひとこま
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晩秋の園庭、紅葉も楽しめます。このところ銀杏、もみじ、椎、クヌギや欅など落ち葉を使って花束作りを楽しむ子どもたちをちらほら見かけます。
「花束を作りたい」と職員室に置いてある花束セットの箱を持ち出して、色とりどりのお花紙やリボンを使いながら器用に作ったり、リボンを先生の手を借りながら整えたり、思い思いに作ります。
「誰にあげるの」野暮な質問に「○○○」「フ・フ・フ」「秘密」「園長先生にはあげない」と切り返されます。
柔らかな日差しの中で想い込める姿に過ぎ去る秋を感じます。


- 2012/11/21(水) 22:55:50|
- 幼稚園の風景
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来週の音楽発表会を前に練習も佳境に入ってきたようです。合奏も誰もが一通り楽器を演奏した上で、自分の弾く楽器のパートも決まってたようです。パートごとの練習から全員で揃って演奏する練習に変わってきたようです。
合唱も学年ごとにも歌いますが、例年全園児で最後に1曲歌います。今日は初めて全員で遊戯室に集まり、練習しました。全員集まるとなかなか壮観です。
- 2012/11/20(火) 23:59:07|
- 保育のひとこま
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