今日は子育て支援事業「のびのびすくすく」の講師でもあり、家族ぐるみで親しくさせていただいているSさん宅に新しく音楽ができるスペースの別棟のこけら落としがあり、つれあいと二人でお邪魔しました。
建物の名前の正式名称はまだ決まってないようです。
前々から障がいのある子どもたちのバンドや踊りの練習場所また学校を卒業した後の居場所作りの場があればと考えられていたようです。設計は本園の増築した八角形の保育室(桃2組)を施工監理したM建築設計事務所のM氏です。厳しい建築条件(特に崖条例)の中で苦労も多かったよです。
でも木をふんだんに使った温かみのある建物で、部屋も梁を生かし、木軸を使った木の持つ美しさや違う材質の木を組み合わせることで、それぞれの木の持ち味が見えることで木材の質感と調和が生まれ、人にやさしいほっとした空間を醸し出してくれるようです。また木製の大きなドアー越しにみえる竹林も風情があります。
ここに至るまで色々なご苦労があったのではと推察します。人がすることを言うのは簡単です。でも実際に行動しない人ほど無責任に話したりする評論家的なところがあります。この建物を建てる過程で様々なご苦労もあったと人づてに少し聞いていますが、そうした事をおくびにも出さず、いつも前向きに考えて行動し、でも他人にはそうした思いを無理に求めない淡々とした飾らない人柄には敬意を表しています。時には「私」を捨てて、行動する姿勢には本当に頭が下がる思いです。
こけら落としのコンサートでは、琴の演奏や「カンテレ」というフィンランドの民族楽器の演奏、さくら組(障がいの子どもたちのバンド)の演奏やダンスとこけらおとしにふさわしいものでした。さくら組の子どもたちの生き生きとした顔つきも良かったです。又久しぶりに何人かの卒園児やおかあさん達とお会いできたのも嬉しいひと時でした。お蔭様で、ゆったりとしたひと時を過ごさせてもらいました。


- 2012/09/30(日) 23:56:17|
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今日は蒸し暑い9月末とは思えない陽気でした。最も明日以降の台風17号の進路も気になります。9月にはいってからは週末は小学校や幼稚園の運動会にお招きを受け、勉強させてもらっています。来週10月6日(土)は3つの幼稚園の運動会に招かれているので、1日かけてはしごすると思います。でもこうした機会をいただくことで自分自身の勉強にもなるので、むしろありがたいことと感謝しています。まだまだ浅学な身ですし、どういう仕事であれ勉強しないで仕事の質を高められるほど甘くはありません。まして幼稚園の先生は未来のある心身の成長著しい子ども相手だけに、より研鑽が大事です。今日も学区の小学校と知人の幼稚園から招待されていましたが、残念ながら親族の法事で埼玉県の北部まで1日外出していました。
故人(父方の伯母)には幼少の頃から「わたくん わたくん」(私の名前が渉なので)と可愛がってもらってもらい、私が園の仕事を手伝うようになっても、幼稚園を含め有形無形の形で気にかけてくれていました。父が亡くなった時も物心両面で励ましてくれました。
人間は大人になった時に幼児期の色々な体験と呼ばれる原体験が成長するうえ大事ではないかいわれています。
幼少期の温かな記憶、伯母の場合も具体的なことはあまり記憶にないのですが、可愛がってもらった事実は記憶に残っています。骨壷をお墓に入れるのを見守りながら、晴れ渡った秋空を見上げ、在りし日の故人のいつも笑みを絶やさなかった顔を思い出しながら冥福を祈りました。本園もたくさんの人のそれぞれの思いがあり、歴史が刻まれています。そうした思いを裏切ることなく、時には愚直なまでに「子どもとともに」これからも歩んでいきたいと思います。「わたくん 子どもの教育は大事よ」故人の言葉が耳に残ります。
菩提寺に向かう際に熊谷駅で秩父線に乗り換える時に反対側のホームで偶然見かけました。本来ですとSLが運行するのですが、調子が悪く電気機関車が代わりに運行しています。

中の客車もレトロな感覚のおしゃれな内装でした。
- 2012/09/30(日) 00:01:16|
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いつの間にか陽気も秋の気配です。昨日、今日と全組でかけっこの練習をしました。直立二本足で走るのは人間の特徴です。昨日は年中、年少の時はスタートの笛をふきましたが、それぞれの年齢差の特徴がかけっこにも表れているようです。でも走る意欲は十分あるようなので、これからが楽しみです。
来月20日の運動会にむけて学年ごとに1日に30分程ルールややり方を学んでいくようです。登園から降園まで運動会の練習漬けでは寂しすぎます。残暑も和らぎ、子ども達が外遊びするには絶好の季節です。色々な学びの時間も大事にしていきたいと思います。
年長組の場面から、全員一目散にゴール目指して、28メートルをかけぬけてきます。


こちらは年少組の風景
いつのまにかラインから出ていく子どもや途中でとまってズボンを直す子どもや後ろを振り返る子ども等年長と違った一面も見られます。温かく見守っていきたいと思います。年長になればできますから。


- 2012/09/27(木) 23:42:39|
- 幼稚園の風景
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今週から運動会の練習がぼちぼち始まりました。昨日は全学年ともかけっこ(徒競走)の練習でした。年少、年中はまっすぐにはしることが目標です。年長になると競争心も芽生え競い合う気持ちが見られます。以前は変な平等意識で運動会で着順をつけないとか、ゴール手前で皆で手をつないで一緒にゴールテープを切らせたかけっこを見聞しましたが、さすがに今はどうでしょうか。本園はかけっこでは1位から3位まできちんと着順はつけ等賞旗ごとに並びます。でも1位でゴールした子どもも最後にゴールした子どもも価値は同じです。最後まで頑張って走ることが一番大事です。
年長になると子ども同士で「○○君は速いな」とか会話もあるようです。虫捕りが上手い、走るのが早い、泥団子作りが上手い、字を書くのが上手、折り紙が上手い、友達にやさしい、鉄棒が上手い等どの子どもにもそれぞれ良さがあり、誰一人して必要とされていない子ども(人間)はいません。お互いの良さを認めあえる環境ができるのも幼稚園の大きな役割です。
幼児期にお互いの存在を認めあいながら、自分が他人からも必要とされていることを実感することで、自己の肯定感が生まれ、それが自信につながりひいては「生きていく力」にもつながります。
また人間は違いがあるからこそ、人間社会は面白いし(もちろんしんどいこともありますが)未来や希望が持てます。子どもにとって幼稚園時代は一番そうした醍醐味が味わえる時間ですし、日々ドラマが生まれていきます。
でもドラマは子ども(人間)同士がかかわらないと生まれません。でも今はそうしたドラマが時には問題(例えばけんか)になり、親の介入が入り、園でもそうした無用なトラブルを避けようと、子ども同士がかかわる時間をなくしがちです。私はゆゆしきことと思って眉をひそめています。かかわる中で時には「けんか」もあります。でも幼児期の「けんか」は成長過程の大事なひとつです。「けんかするほど仲が良い」時には大人は見守ってください。
保護者の方の中にはそうしたけんかをいじめではないかと心配されることもあるかと思います。基本的に幼稚園時代は「いじめ」はありませんが、ただ幼稚園の教育方針によりその園でないともいえません。最近特に感じています。例えば競争心ばかりあおる教育、できるできないだけの価値観でする教育、うわべの見た目の成果至上主義の教育ですと、ひとつの価値観で園生活がすすむので、子どもはそうした価値観の影響を強く受け、友達をそうした価値観で見がちになり、いじめにつながるのではと思います。またできないと烙印を押された子どもはそのはけ口により弱い立場の子どもに腹いせにいじめたりもします。クラスで行事等をするときに「○○のおかげでできない」とか「○○がいないければよいのに」といった会話がうまれないともかぎりません。
常日頃の園の方針が子どもの心に投影され、そうした言葉や態度で人を見下すようになりがちです。但し「いじめ」と「けんか」は全く違います。例えば鬼ごっこで、いつもルールを守らない子どもは入れてもらえません、これは「いじめ」ではなんでもありません。ルールを守らない子どもがいけないからです。子どもの世界はそのへんはある意味シビアです。でも過ちを認めれば(もうしないから仲間に入れてと言う)、すぐに仲間に入れてくれ一緒に遊びます。でもいじめですと、絶対入れてくれません。仲間外れにする理由もあってないようなものです。
但し「けんか」でも子どもによっては解決ができにくかったり又どこまで見守るかどこで時には援助するかといった見極めも保育の大事なところです。保育者はそうしたことへの配慮も必要です。
写真は昨日近隣から園児達に見せてあげてくださいと植物の実をいただきました。過日も卒園児のおとうさんから珍しい「へびうり」をいただき、職員室前で飾っていると、子どもたちが時折珍しそうに覗き込んでいきました。
昨日は「園長先生これなんていう名前の実」と聞かれたりもしましたが、「なんだろうね」「先生もわからないね」とわざと1日そのままにしておきました。
すると今日は見ての通りです。年長組の女の子が保育室にある図鑑でクラスの先生と一緒に調べて、皆にわかるように書いてくれました。今日も何人かが珍しそうに見たり、時折触ったり匂いを嗅いだりしていました。
- 2012/09/25(火) 22:52:54|
- 幼児教育への思い
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先々週から続いている年長組のお店さんごっこも相変わらず盛況で、メニューも増えているようです。それに感化されたかどうかわかりませんが、赤組でお化け屋敷が始まりました。時々赤組の子どもたちが誘いに来てくれます。今日は年長組が団体で入場したようです。
子どもたちが興味を持ち、そのことを仲間と協力しながら、作り上げ考えられる時間をきちんと確保できることも園生活を送るうえで大事なことです。来月の運動会を控え、ぼちぼち来週ぐらいから練習も行う予定ですが、無理なく、でもいつもの行事のように短期集中型で計画をたてています。
隣組の子ども達が待ちきれなくて、ちょっと行儀が悪いかな。
- 2012/09/21(金) 18:14:44|
- 保育のひとこま
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今日は*佐倉市健康増進課から歯科衛生士2名の方がお見えくださり、歯磨き指導をしてくださいました。本園では毎年お願いしています。幼児にわかりやすく理解できるように人形劇や歯の模型を使って説明してくださいました。また年長組は歯垢を染め出して、手鏡を使いながら磨き残しのチェックをするという、体験を通して学ぶ経験をすることができました。歯の大切さはいまさらいうまでもありません。乳歯の虫歯をいずれ永久歯に抜けかわるからとほっておくと「食べ物をかめないことへのリスク」や永久歯が出てきたときの歯並びに影響があるのは周知の事実です。虫歯だけは治療しないかぎり治りません。また虫歯予防のもっとも効果的な予防方法は歯磨きをきちんとすることです。ただし小学校の低学年までは子どもだけですと磨き残しがでるので、できれば最後の仕上げは保護者の方がよろしいかと思います。また食生活への留意も大事です。乳歯の虫歯についてはPCで検索すると色々と情報が出てきますので、無理のない範囲で参考にしてみてください。でも一番の基本は歯磨きだと思います。
*佐倉市健康増進課で健康づくり推進計画「健康さくら21」の一環として幼稚園における歯科健康教育を企画、健康増進課より歯科衛生士を派遣して歯科健康教育を希望する幼稚園に派遣してくれます。
本園も幼児期の歯科健康教育の重要性を鑑み、毎年お願いしています。
全員で遊戯室に集まり、人形劇や歯の模型を使った歯磨きをわかりやすく説明してくれました。


歯科衛生士の人の指導に合わせて、歯ブラシを使いながら正しい磨き方を教えてもらいます。



年長組2クラスは染め出し液を使った歯磨き残しのチェックを各保育室で行いました。
染め出し液をつけてもらっています。

染め出し液をつけてもらい、これからうがいをします。

うがいをして余分な染め出し液を流します。赤くなった部分が歯垢(プラーク)がついている証です。

染め出し液で赤くなった歯は歯垢(プラーク)がついています。その歯を歯ブラシで磨いて歯垢を落とします。
手鏡を使いながら、磨き残しがないか確認します。



磨き終えた子どもたちは歯科衛生士の方から磨き残しはないか等見てもらいます。

- 2012/09/20(木) 23:58:18|
- 保育のひとこま
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今日は9月生まれ12人と8月生まれ1人の誕生をお祝いしました。
皆で誕生の歌を歌い、祝福します。

お楽しみは先生達によるペープサート「オオカミお化けの誕生会」です。

プレゼントは緑組が作ってくれた「みどりぐみ ぐるぐる からふる さらまわし」です。

紙皿と割り箸を使い、手に持って皿回しの要領で回します。
- 2012/09/19(水) 13:29:27|
- 誕生会
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今日の午前中、城の辺地区の「敬老の集い」にお招きを受け、歌や遊戯を披露しに中央公民館に行きました。園児達にとって大勢の前で演技をしたのは良い経験になったことと思います。3連休の中日また自由参加にもかかわらず、約8割近くの園児が参加してくだり、保護者の皆様に感謝します。年長合同で歌1曲と青組、緑組それぞれで遊戯を披露しました。


歌は「しょうじょじのたぬきばやし」です。

退場は舞台から降り、おじいさんおばあさんの客席を通って退場しました。たくさんの温かい拍手ありがとうございました。
- 2012/09/16(日) 22:59:22|
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明日は敬老の日ですね。園でも敬老の日にちなんで、先週の木曜日と金曜日に園でも祖父母をお招きしてお孫さんの園での生活ぶりや遊戯室で歌や遊戯を披露し、最後にクラスごとに園児と一緒に記念撮影をしました。
毎年行っています。
お孫さんの幼稚園での生活ぶりをご覧いただき、いかがでしたでしょうか。厳しい残暑の中、たくさんの祖父母の方がご来園くださりまた園児達の熱演に最後まで温かいご声援と惜しみない拍手をくださり、ありがとうございました。また自分の子どもが卒園生で2代にわたってお見えくださったいる方も年々増えています。そうした祖父母の方は異口同音に「自分の子どもの時は必死でしたが、孫となると余裕で見れます」また中には「祖父母として幼稚園に、またこれるなんて嬉しいです」と話される方もいらっしゃいました。こういうお話を聞くととても嬉しく、親子2代にわたってお見えくださったことに改めて感謝しています。さすがにまだ3代目はまだいませんが、何時の日にかにと思っています。
これからもどうかお元気でお過ごしください。またの再会を楽しみしております。
朝の体操の後、クラスごとに自己紹介をしていただきました。遠方からもお見えくださった方もずいぶんいらっしゃいました。


自己紹介をしていただいた後、場を遊戯室に移し、各学年やクラスごとに歌や遊戯を披露させていただきました。
年少(3歳児)、年中(4歳児)、5歳児(年長)のそれぞれの年齢ごとの特性と成長過程がわかるように年少から順を追って演目を組みました。大勢のお客様を前に多少緊張したり場に飲まれたりまた興奮した子どもさんもいましたが、成長過程として温かく見守ってあげて欲しいと思います。

年少組の合唱

年中組の合唱

年長緑組の遊戯

年長青組の遊戯
- 2012/09/16(日) 19:28:24|
- 保育のひとこま
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