一昨日17日(金)に午後1時から午後4時過ぎまで幕張メッセのホテルニューオータニ幕張で全千葉県私立幼稚園連合会主催の就職説明会があり、本園も昨年に続いてブースを出しました。今年で3回目です。東京都、千葉県、茨城県、埼玉県、神奈川県内の養成校で来年度千葉県内の私立幼稚園に就職を希望されている学生さんを対象に千葉県内の各私立幼稚園を知ってもらったり、幼稚園の先生の具体的な求人や就職試験等を質疑応答できるセミナーです。概算で約300人近くの学生さんがお見えくださいました。ブースを出した幼稚園は40園です。昨年は佐倉地区は本園だけでしたが、今年は1園増え嬉しく思います。
私と音楽専任講師兼副園長の立場のK先生(つれあい)、2年目のU先生、1年目のK先生で応対しました。学生さんの気持ちに少しでもそえるように又年齢が近いほうがより色々聞きやすいのでと思い、1年目、2年目の職員にお願いし、私はもっぱら旧知の園長先生達と懇談したりしていました。ちなみにK先生は昨年のこの説明会が縁で本園を知り、実際に見学していただき、納得したうえで就職試験を受け、仲間として入りました。今年もおかげさまでたくさんの学生さんがブースに足を運んでくださり、途切れることなく訪れてくださり、約50人近くの学生さんとお会いすることが出来ました。感謝申しあげるとともに、随時お待ちしている学生さんがいるため、ある程度の時間で入れ替えをお願いしてしまい、皆さんに十分なご説明を含めたおもてなしが出来なかったのではと恐縮しています。この場をお借りしてお詫び申し上げます。ごめんなさい。
お渡しした封筒をご覧いただいたように園の教育方針についての入園案内、園内マップ、昨年度の求人票や過去の就職試験の情報を出来る限りお知らせしたつもりです。また公平、公正さを大事にしており、結果については希望があれば開示できるにするシステムまた園見学を大いに歓迎することにも触れさせていただいています。
今年も良い意味で緊張感ある学生さんにせめて本園のブースぐらいはくつろいで、ゆっくりしてもらいたいと思い、今年もハワイアン調でお迎えさせていただきました。ヤシの木を忘れてしまったのが唯一の心残りです。
求人があるかどうか、実際10月下旬から11月上旬にならないとなんともいえませんが、求人が出た時点でブースにお見えになったかたにはお知らせするつもりです。
今は売り手市場ですから、あせらず色々な園を見学されて、一番自分の理想とされている(もしくは近い)園を探してみてください。いわば相思相愛の世界です。「愛」あるところには必ず素敵な花が咲きます。学生の皆さんのご健闘とご健勝を祈ります。
またこのブログを学生の皆さんがご覧いただいているかもしれません。お見えになれなかった方で本園に関心があり、説明会で配布した園の資料が欲しい方はご遠慮なくご連絡ください。無料でお送りします。
最後になりましたが、とても嬉しいことがありました。同じ会場で他園でブースを出している先生の一人が帰り際に「わたる先生ですね」と声をかけてくれました。勤め始めのころに在園していた卒園生です。すっかり妙齢な素敵なレディーになられ、すぐにわからなかったのですが、話しているうちに記憶がよみがえってきました。
とてもうれしかったです。一緒に写真もとりましたので、でき次第送りますね。お互い頑張りましょう。
応対したスタッフ4人です。

ブースにお見えになった方には、歓迎する意味でレイをかけさせていただきました。「アロハ」

真摯な学生さんたちの姿にも感激しました。素敵な幼稚園との出会いがあることを祈っています。
- 2012/08/19(日) 08:39:36|
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厳しい残暑が続きます。時折聞こえてくる風鈴の音色に涼を感じます。
幼稚園にも色々な種類の風鈴があり、それぞれに味がありますが、南部鉄器でできたみちのくの風鈴の音色は特に 癒されます。
- 2012/08/16(木) 18:18:47|
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今日は第67回目の終戦記念日です。様々な事情で戦争で命を落とした人々を追悼し、命の尊さを考えることが、戦没者の皆様への供養になると思います。
夕方、仕事の息抜きに園庭に出ると蝉時雨が賑やかです。今年は蝉の声も昨年よりも静かなようだと思っていましたが、お盆ぐらいから急に賑やかになりました。
- 2012/08/15(水) 19:41:08|
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今日からお盆が始まりました。お盆ということで電話や来客も少なく、仕事に集中できます。日直の職員も午前中勤務です。私は午前中は園のメンテナンスの在り方について懇意にしている建築士と協議しました。園舎の維持管理は幼児が生活する建物である以上安全性が一番優先され、それには日ごろのメンテナンスも重要です。常日頃のメンテナンス(日々の掃除)と学期の休みごとにする行うメンテナンス、1年に一度のメンテナンスの再確認のあり方を話しました。また教職員でできることとプロに確認することも範疇を決めてより安全性を高められるように考えています。今までも遊具等を含め確認事項は作成していたのですが、園舎内の細かい箇所までは不十分と思われるところもあり、防災を兼ねてより細かく誰が見ても一目瞭然でチェックできる規範を考えています。また防災用品については現時点では最低限の準備(全園児が保護者が2日間程度の間にお迎えにこれる範囲での水や食料品の備蓄、トイレが使えない場合の対処)はしていますが、より充実を考えています。
今日から年長組の前の廊下と靴箱の改修工事が始まりました。
無垢材(米杉)を材料にデッキ状にします。また靴箱は無垢のヒノキを使い、長靴も収納できるように考えました。
今月末には完成予定です。自然木を使った環境を通して五感で感じて欲しいと願っています。
- 2012/08/13(月) 17:32:43|
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園庭では蝉時雨が賑やかです。日中はまだまだ暑い1日ですが、立秋を過ぎたあたりから朝夕は風がいくらか涼しく、7月末から8月初旬の頃に比べ幾分しのぎやすやを感じますが、日中の暑さはいましばらく続くようなので、熱中症にはまだまだ留意が必要です。
1週間近くブログを休んでいて、久しぶりに書こうとすると学校を休んで久しぶりに登園したような気恥ずかしい感覚に不思議と陥りがちです。先週火、水、木と3日間研修があり、受講していました。火、水は所属する全千葉私立幼稚園連合会が主催した研修会に取材を兼ねて出席し、なかなか良い話を聞けました。本園の職員も新任研修には参加していたようです。
特に最新の脳科学と幼児教育の関わりの話と絵本についての話は興味深いものがありました。
木曜日は自分が仲間と一緒にやっている「環境フロンティア」という私立幼稚園の園長、後継者、建築家また大学の先生等幼児教育に関心のある30人ほどの会員で立ち上げている集まりの研修でした。できてからかれこれ7、8年になります。すごく自由な風通しの良い会でお互いに園(園児)の環境について様々な園を見学して、色々なテーマについて忌憚なく意見をかわしながら、勉強しようとする会です。
今回は昨年から認定子ども園をはじめた四街道さつき幼稚園を会場に実際に認定子ども園を行ってみての諸問題を中心に討議しました。子どもが長時間園にいることが子どもの成長にとって果たしてどうかという視点から色々な意見が交わされました。後は日本という国が男女共同参画社会の中でワークバランスを含めどう考えていくかを真剣に考え、それを踏まえて教育改革に取り組まないと将来は厳しいと思います。外国の中には幼児教育は国を担う大事なものとして考えている国もあります。よくいわれるように日本はOECDの中では予算の中で教育への予算(投資)は低水準にあります。
- 2012/08/12(日) 16:48:30|
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過日7月31日に行った「とうもろこしもぎ取り」の様子です。今年は残念ながら出来は今一つではなかったでしょうかというよりも食べられるとうもろこしが持ち帰れたか心配しています。ぎりぎりまで収穫を待っていたのですが、大きなものでも実が入らずまた虫が入っていたとうもろこしがかなり多かったようです。子どもたちも暑い中、もぎ取りに参加してくれ、一生懸命もいでくれただけに不作で申し訳ありませんでした。ごめんなさい。
後日畑を管理してくれているおじいさんと会い、今年の出来について話したところ、自分の畑でもとうもろこしを栽培したが、天気に泣かされ、虫が入り散々だったそうです。今年は周囲を網で張り、タヌキやハクビシン対策の準備は万端にして、実際そちらの被害はなかったのですが、肝心のとうもろこしがどうにもならず、自然物の難しさと農家の方々のプロとしての力量に改めて畏敬の念を感じています。もちろんは畑を管理してくれる方も農家の方ですが、園児が収穫する畑ということで農薬は一切使用せず堆肥も有機肥料という厳しい条件があり、その中で暑い日も除草剤をまかずに手で草取りをしたりしてくれていて、良くやってくれていて、本当に頭が下がります。葉物も栽培したいのですが、そうするとどうしても虫に食われる可能性が高いため、躊躇しています。農薬の是非はともかく出荷を前提とした葉物は無農薬は実際は無理だと思います。低農薬が限界ではないでしょうか。
園児達にとってはもぎ取りの雰囲気だけ味わってもらったような感じです。来年以降の反省にしたいと思います。
年中、年少、年長組に分けて畑まで行きました。最初の学年の年中組が畑に着きました。張り切ってくれていたのですが。

子どもたちの背丈よりもとうもろこしのほうが高く、畑に入ってしまうと子どもたちの目線からは密林のような感じかも知れません。緑色の葉の合間から紅白帽やカラー帽子が見え隠れしていました。


年少組はご覧のとおりとうもろこしの背丈よりかなり低く、完全に視界からは消えてしまいました。でも誰も泣くこともなく、見つけていたようです。

年少組

年少組

年長組はさすがに余裕があり、とうもろこしの畔の間を楽しんでいたようです。片づけも少しお願いしましたが、喜んでしてくれました。





- 2012/08/06(月) 18:03:16|
- 保育のひとこま
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今日は1日幼稚園で仕事をしていました。日曜日なので電話や来客もなく仕事もはかどります。午後から照明器具の取り付けに業者の方が来園されました。照明器具はそれこそ種類も色々あり、迷うほどですが、無垢材の壁にふさわしい幼稚園らしい遊び心のあるものを考えていましたが、素焼きの*シーサーの照明器具を見た時に迷わず決めました。私自身沖縄が好きでここ数年はご無沙汰ですが、以前は家族で良く行ったり大学時代は文化人類学を専攻していたこともあり、良く出かけ、シーサーはとてもなじみ深いものがあります。雌雄2体を飾りました。
*シーサーは、沖縄県などでみられる伝説の獣の像。建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられ、家や人、村に災いをもたらす悪霊を追い払う魔除けの意味を持つ。名前は「獅子(しし)」を沖縄方言で発音したものである。八重山諸島ではシーシーともいう。口の開いたシーサーが雌で、右側に置き、福を招き入れ、口を閉じたシーサーが雄で、左側に置き、あらゆる災難を家に入れないとされている。
各戸の屋根の上に置かれるようになったのは、庶民に瓦葺きが許されるようになった明治以降である。それまでは、寺社や城の門、御獄(うたき)、貴族の墓陵、村落の出入り口等に設置されるのみだった。材質は石や陶器(素焼きまたは本焼き)、漆喰(しっくい)によるのが基本だが、近年ではコンクリートや青銅製のものもある。


- 2012/08/05(日) 23:17:08|
- 幼稚園の風景
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一昨日と昨日の2日間、横浜市みなとみらい地区にある横浜パシフィコ横浜をメイン会場に25のフォーラムにわかれ地元神奈川県をはじめ群馬県、茨城県、埼玉県、新潟県、千葉県、山梨県の東京都を除く関東地区にある私立幼稚園から3,308人の幼稚園の先生が研修しました。ちなみに千葉県からは271人参加しています。こうした大規模な研修会の良さは前述した理論から実技まで色々な企画が選択でき、講師も日本の保育界のその道の一流とされる講師の話を聞けることです。また幼児教育は色々な考え方がありますが、その是非はともかく幅広い視点から行う研修が意外と少なく、一つの主義主張のような研修も多く、留意が必要です。
本園も幼稚園教諭の仕事をする以上、研修は必要不可欠です。普段はなかなか参加できないので、長期の休みに行うようにしています。私はこういう仕事をする以上、園として先生として勉強しないまたは学ぼうとしない園や先生は信用していません。もちろん一番は子どもたちと過ごす現場を通して、園児の姿から学ぶことが一番ですが、それについての理論や考え方を学ぶ下地を身につけないと自分の主観で保育をしがちです。医者が病気を治すも一番は患者から容体を聞き、病変を調べますが、それについての深い知識がないと治療ができないのと同じことです。友人に医者がいますが、私が感心するのは、いつも絶え間ない勉強をしていることです。
幼稚園の弊害の一つは前年度と同じやり方をしても又先生自身が保育力を磨かなくても、園児はよほどのことがない限り、先生に不満はいわず、親も子どもが満足してればそれで十分と考えがちです。そのためついつい自分の保育力を過信し、自己満足感の中で過ごしがちです。
園長もそうした職員の指導をしなかったり、また自身も勉強しなかったりして、時には外部派遣講師に任せてしまいがちです。もちろんそうでない幼稚園もたくさんありますし、今回公開保育した園のひとつはHPで見る限りですが、一度見学に行かせていただきたい園です。私は今の流行りの幼稚園教育に時には絶望したり子どもにどういう意味があるのかと考え込む時もあるのですが、こうした園を知ると世間は広いな、頑張らないと勇気をもらいます。
何はともあれ、職員も楽しくも充実した研修で、色々と学べたとのことなので、これからの保育につなげてもらえれば何よりです。
1日目の記念コンサートで神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートの中で参加者との共演のひと時があり、誘いに応じて「マルマルモリモリ」を壇上で踊ったり、園で日頃使う楽器を持ってセッションしました。呼びかけですぐに壇上にあがってできるのりの良さは幼稚園の先生ならではです。本園の職員2名も客席から飛び出して早速参加していました。良いことです。「誰かはヒ・ミ・ツ」

1日目の夜は皆で高層階から横浜港の夜景をバックに「フラダンス」のコンサートを見ながら、夕食をとりました。
偶然そのフラダンスのダンサーの一人がT先生の出た大学の先輩で、何年か都内で幼稚園の先生をした後、思い捨てがたく、趣味でしていたフラダンスを続け、今日のコンサートに出演しており、そのことを大学時代の恩師の先生が知り、このコンサートに見に来ていました。その恩師が職員のT先生のクラス担任であり、卒業以来久しぶりに再会したという「縁」の不思議さを感じる出来事がありました。しかもその大学の先生(T先生の恩師)は私が明日受講するフォーラムの講師でもあり、ではせっかくだからということで、教え子のダンサーも交えて、一緒にバーで飲みました。そうこうするうちに1次会(自園の先生達と食事した)園長先生たちも集まり始め、皆で深夜まで会話を楽しみました。恩師は特別支援教育の第一人者で有名な方です。でも気さくな教え子思いの方です。

本務職員全員(クラス担任)で記念撮影をしました。

自分の子どもたちのお土産はありませんが、園児たちのお土産は買ってきました。
夏期保育で披露しようと思います。喜んでくれるかな。
- 2012/08/04(土) 12:16:31|
- 研修
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今日から1泊2日で横浜で研修があります。関東一円から約3,000人の先生が集まります。クラス担任を含め10人で出かけます。個人的に来週いっぱい研修続きます。
- 2012/08/02(木) 09:03:30|
- 研修
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