今日、明日の2日間、佐倉中学校2年生12人の中学生が職場体験学習に訪れました。幼稚園や幼稚園の先生の仕事について知ることで将来の職業を考えるうえで役立てようというねらいもあるようです。
学生の中に何人か卒園生もいて、久し振りに会ってすっかり成長した姿を見れたのも嬉しいものです。
今日は音楽発表会の予行練習がありましたが、自由遊びの時間に園児たちと一緒に一生懸命遊んでくれたようです。挨拶もしっかりしていて、意欲もあり熱心なようでした。子ども達の成長を育む保育の楽しさの一端を知ってもらえれば何よりです。明日も頑張ってくださいね。
終了後、皆で記念撮影をしました。皆さんの同意が得られましたので、12人の生徒さんをご紹介します。
- 2011/11/30(水) 17:09:58|
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園庭の池にもたくさんのどんぐりが入っていて思わず覗き込んでいると、園児たちがやってきては「園長先生、何しているの」と聞くので「池の中にどんぐり(シイやカシの実)がたくさん入っていて、見ているんだよ」と答え、「どんぐり ころころ どんぶりこ・・・」と口ずさむと、笑いながら、去っていき、また新しく子どもがやってきます。晩秋のひと時、園児たちとどんぐりの歌にあわせた情景を楽しめるなんて、なんて素敵な満ち足りたひと時でしょう。ひとり悦に入っていました。
時々銀杏も仲間入りしているようです。


晩秋のひと時、子ども達の遊びも人間関係が深まるにつれて、変化してきました。自分たちで役割を演じるごっこ遊びも役割を色々作り、遊びこむようです。

- 2011/11/29(火) 20:52:31|
- 幼稚園の風景
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ひとりで、友達と、クラスで、幼稚園全員で、歌う時の仲間や人数は変わっても子ども達は楽しそうに歌います。
歌う楽しさや楽器を使って演奏する楽しさまた歌や演奏を通して自分を表現する喜びの芽を学んで欲しいと願っています。
- 2011/11/28(月) 22:20:38|
- 保育のひとこま
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昨日は平成24年度に入園願書を出された方の保護者面接ならびに入園手続きを行いました。朝9時から夕方6時前まで、時間が押したため、休むことなく、来年度入園してくださる保護者の皆さんと短い時間ですが、お会いして子どもさんが入園されるにあたり調査書を基に子どもさんについて話を聞かせていただきました。
お知らせした予定より時間が大分かかり、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。11月1日に入園願書を出してくださってから、直ぐに入園料を払って手続きをとるのではなく、少し時間をおいて本当に本園でよいのかどうか、今一度考える時間をおいたうえで、入園料を納付していただき、手続きをお願いしています。こういう仕事はやはり保護者(家庭)の方との信頼関係がないと大事な子どもさんの成長を育む手助けをする仕事だけに成り立ちません。もちろん皆さんが入園願書を提出される段階で、熟慮された上でお出しされていることは重々承知していますが、あえて失礼を省みず、このようにしばらく時間を置いてから行っています。今の少子化で園児獲得に凌ぎを削っている時代に、大概入園願書受付をして、すぐに入園料を納付して確保するのが常だけに、他園の園長達から感心されたりあきれられたりします。中には「すごい自信があるの」と変に誤解される時もありますが、そういう意味ではなく、保護者の皆さんにもう一度考えて良ければどうぞという待つような姿勢です。幼稚園はいわゆる「いらっしゃい、いらっしゃい」と通常の商売のようにあまり客寄せするものではなく、「あれもやります、これもやります」と何か特色を出して園児獲得をするものではないように常々思っています。
通常は普段の日常生活の保育の中で一見地味ながら、それぞれの子どもさんに合わせながらきめ細かく対応してその子どもさんの良さを見つけ伸ばしていくのが王道だと思っています。
幸いこじんまりとした幼稚園なので、私を始め全教職員と園児がお互いに言葉を交わし、関わりがもてるので、そうした対応が出来ると思います。組織は大きくなればなるほど、細かい対応は無理ですし、教職員と全園児がふれあったり会話を楽しんだり、園長が全園児の特性を知ることは実際に不可能です。組織が大きくなればなるほど動かす上で規制したり、マニュア通りにしないと動けないのは良し悪しではなく自明のことです。ただそれが幼稚園という園児が生活して、ひとりひとりの成長を育む中で、園や職員や保護者がその点をどう捉えるかが、試されますし、ある意味それが幼稚園の教育方針や気風を作っている部分があります。
面接でお話を伺いながら、園の教育方針に共感してくださった方や幼稚園に入園するのは子どもであり、その子どもが複数の幼稚園に実際に訪れて一番気に入ったので選びましたといったお話等聞くと、幼稚園冥利につきます。
また在園生や卒園生の保護者の口コミも大きかったように思います。とてもありがたいことです。この場をお借りして感謝申しあげます。
慈しんだ家庭から初めての社会に小園を選んでくださった皆様の思いをかみ締めながら、教職員とともに微力を尽くしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
- 2011/11/27(日) 22:09:19|
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園庭の紅葉の見ごろもそろそろ潮時かもしれません。銀杏や紅葉等様々な落ち葉が舞い降りてきます。時々拾った落ち葉で花束にラッピングをしようとやってきます。自分たちでお花紙を選び、リボンを掛けて大事そうに家に持ち帰るようです。おかあさんに、おとうさんに、兄弟にとそれぞれ好きな人にプレゼントするようです。好きな人にあげるために一生懸命に包む仕草は、何時見ても微笑ましいものです。
「はなたばせっと」と書かれた箱に、何種類かの花紙とリボンと鋏が入っています。

年長さんが年少さんに教えてあげていました。

上手にラッピングできましたね。誰にあげるのかな。
- 2011/11/24(木) 13:29:50|
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先日20日(日)、21日(月)に全千葉県私立幼稚園連合会(千葉県内の主な私立幼稚園が加盟)が主催する東日本大震災で被災した岩手県内の幼稚園の視察旅行に参加しました。1日目は東北新幹線で一関まで行き、そこからバスで陸前高田市に入り、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市と陸中海岸に沿って北上し被災した市町村を主にバスの車中から見て、宮古市郊外に宿泊し、翌2日目は大槌町の被災された2園を訪問し、新花巻から東北新幹線で戻りました。今回は観光地は一切寄らず、ひたすら被災した跡を見る行程でした。今回の旅行も地元の三陸鉄道(一部区間不通)の旅行会社にお願いし、バスガイドの方自身も被災された方で、震災の実情を見て欲しいと色々と配慮してくれたり、車中ではほとんど震災後の生活等を実体験を交えながら、詳細に話してくださいました。
震災から8ヶ月経った今でもあちらこちらに津波等による被害の痕跡が残り、海岸沿いの土地は基礎部分のコンクリートを残すだけでした。震災直後は瓦礫と放置された車や建築物が散乱して、最近ようやく道路だけが開通し、鉄道の復旧はまだ先とのことです。報道やインターネットと現地で実際に見るのでは全く違うことを実感し、津波の凄さに声もありませんでした。海岸沿いの道に車を走らせながら、風光明媚なリアス式海岸の景色のむこうによこたわる穏やかな海からは想像できないほどです。被災された1園は間借りしており、3学期から仮園舎に移る予定だが、将来はまだわからないとのお話でした。2園とも地震発生後も迅速な避難で幸い園児の人的被害はないが、事情でお迎えに来て自宅に戻った園児が今でも行方不明なのが気がかりとのことでした。幸い土地柄、地震後の避難訓練は折に触れ、行っていたので、危機一髪難を逃れたが、1園はそれでも全園児が避難してから約8分後に津波が襲来して、2階天井部分に到達しており、常日頃の訓練の大切さを力説された話が心に残ります。
また仮設住宅が建てられていましたが、場所によっては平地がほとんどないので、わずかな土地を見つけては建てられていましたが、中には山間のほとんど日がささないような冬場の厳しい寒さが想像できる厳しい土地にもたくさん建てられいて、特に年配の方は住み慣れた我が家から一変した生活環境の苦労がしのばれ、自然災害の凄まじさを思い起こします。
色々と考えることが多い今回の視察でしたが、一番感じたのはどの市町村にいってもあちらこちらに様々な支援に対する感謝のメッセージや言葉が掲げられていたのがとても印象的でした。自宅の敷地内や学校前や商店街等たくさんの言葉を目にしました。当事者ではないとわからない様々な悲しみや苦労を背負われながらも、支援等に対する感謝の気持ちを表現する心に敬意を表するばかりです。「生きる希望をありがとう。○○中学校」のボードは忘れられません。
人間が生きていくうえで時にはむきあう様々な悲しみやつらさや苦しさを救ってくれるのもまた人間だと思います。楽しみや喜びを分かち合えるのも人間です。人間力を育むのも幼児期からの教育です。今回の視察で改めて幼児教育の大切さをかみしめています。今はけんかも満足にできず、子ども同士がもまれることを避ける教育(保護者からの苦情が多くなる)が主流で、友達同士で自由に遊ぶことで心の交流をする時間をもたない幼稚園が流行っていますが、そうしたことが子どもの将来にとってどれだけ不幸か、子ども達の園生活等を通しながら若い保護者の世代にメッセージを送るのも大事かもしれません。どうしてもすぐに見えるものや結果に目が行きがちな考えの方も少なくありません。まして子どもは社会の宝ですし、未来への希望です。
ガイドさんが「忘れられてしまうのが怖いので、是非観光でかわまないので訪れて欲しい、被災地だからといって、私達の心情を思いやる気持ちも良くわかりますが、来てもらえることで支援にもなります」と話されていました。広報委員として同意の下、被災された幼稚園のあとかたもない園舎等や様々な被災後の痕跡も撮影しましたが、このブログではあえて掲載はしません。
東日本大震災での被災地への息の長い支援が大事なのはいうまでもありません。1日も早い復興を祈るばかりです。



遠野は内陸部にありますが、昔から今回被災された海沿いの町と物流を始め、色々と人的にも物的にも交流があり、今回の震災でもいち早く動き出されたそうです。
- 2011/11/23(水) 22:44:38|
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来週土曜日の音楽発表会に向けてそろそろ自分の演奏する楽器も決まってきたようです。職員室で仕事をしていると遊戯室や保育室から時折歌や演奏が聞こえてきます。園児たちが時々職員室にやってきて、自分の奏でる楽器を教えてくれます。中には嬉しそうに「秘密」と話す子どももいます。皆で楽しみたいのもです。
- 2011/11/22(火) 23:52:29|
- 保育のひとこま
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今日(日付は昨日ですが)は夕方から法人会計を長年にわたり監査してくださった会計士の勇退を祝う会が都内のホテルであり、同じ会計事務所にお世話になっている4つの学校法人の理事長や税理士が集まりました。料理は季節の会席のコースでしたが、秋の季節の彩りにちなんだ季節感あふれる美味しいものでした。
日本は四季に恵まれた国であり、日本語をはじめ日常生活の様々な中に季節を取り入れて、楽しんできました。過日ブログでもご紹介した「うつわ」もそうです。幼稚園生活の中でも季節にちなんだ行事や歌また保育室の環境にも工夫をこらすことがあります。ただ最近はそうした季節を楽しむ心の余裕が社会全体になくなっているのではと思うことがあります。殺伐とした心が言葉や態度についでてしまいがちです。花を飾ったり、木の実を置いたり等日常生活の中にちょっとしたことで、気持ちもずいぶん寛ぐものです。
明日、明後日(日・月)1泊2日で全千葉県私立幼稚園連合会主催の県外視察として東日本大震災で被災された岩手県内の幼稚園を訪れます。当初は野次馬的な風に思われてもということで、躊躇していたのですが、逆に実態を見て欲しい、訪れて欲しいということで踏み切ったようです。ブログもお休みです。報告できるかどうかなんともいえませんが、粛々と実態を見たいと思います。
園庭の木々の紅葉も見ごろのようです。
- 2011/11/20(日) 01:50:02|
- 幼児教育への思い
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今日は11月生まれの友達10人と10月生まれ3人の友達の誕生を祝いました。
お楽しみはブラックライトシアター劇「からかさのおよめさん」です。

緑組が作ってくれた誕生日のためのプレゼントは「あき はっぱ からふる ばっく」です。園庭も秋色真っ盛り、紅葉した落ち葉を使って紙皿を使って作りました。
- 2011/11/17(木) 23:54:26|
- 誕生会
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