昨日は11月6日(土)に行われる「城南オータムフェスタ2010」の準備で墨田区錦糸町にある玩具問屋に行ってきました。十何年もおつきあいいただいている問屋さんで、店を切り盛りする初老の夫婦の飾らぬ人柄やお客さんの要望に一生懸命応えてくれる看板娘のいる家族経営の問屋さんです。
今年もフェスタで企画している「昔の遊びで楽しもう」を運営してくれるめんこ、ベーゴマ、こまの自称名人の2人も一緒です。今年は名人の一人が仕事の関係で山陽道に転勤になりました。来年には戻ってこれるとの情報です。名人の一人が助っ人を用意してくれているようで、今年も名人3人で子ども達と楽しみたいと張り切っています。
台風の余波で雨が降りしきる中、往復の車中でもオータムフェスタの話題で盛り上がりました。
店内では私が駄菓子やビンゴの景品を探している間、2人で今年のフェスタに向け、真剣な面持ちでたくさん飾ってある玩具の中から子ども達が楽しめ喜べそうな玩具を選んでいました。基本的に名人達にお任せですが、ひとつだけお願いしたことは「子ども同士が遊べることができるもの」を選んでほしいことだけ伝えました。
今の電子ゲーム(テレビゲーム)の話を聞くと、折角友達同士が集まってもゲームをしているのをみていたり、せいぜい2、3人でやる話しをきくと寂しく思います。しかも主人公は画面です。
やっているのをお互いみているだけなんて、寂しすぎます。それなら友達とわざわざ一緒にやらなくても、家で独りでできることです。
友達と身体を使い、会話を楽しみ、自分達の気持ちをぶつけられる手助けになる玩具でも時には楽しみたいのです。ゲームのソフトは高価でしかもプログラムは作られています。なんだかんだいいながらも道筋は決まっています。でも独楽やめんこやベーゴマ等昔遊びは遊び方は無限ですし、プログラムもないので自分達で遊びを作っていけます。そこが大きな違いです。しかもゲーム機やソフトとちがい高価でもありません。
名人にはそんな玩具を選んでくれるようにお願いしました。
また昨年は早々とおもちゃが売り切れてしまい、子ども達から不興だったようで、今年はたくさん仕入れました。もちろん買わなくても遊べる玩具もたくさん用意していますので、親子で友達同士で楽しんで欲しいと思います。
今年は「昔遊びコーナー」に新しい企画を用意しました。夕方幼稚園に戻った後、3人でその企画のために試行錯誤を繰り返しながら、熱い議論を交わしました。
夜は名人のひと家族も合流し、私達3人と子ども同士、つれあい同士の3テーブルに別れ、それぞれの話題で盛り上がりました。私も名人も愛妻家兼恐妻家で、自分達が今日あるのもつれあいのお蔭と感謝しています。
私は鵜飼の鵜ではないかといわれるぐらい従順で、そのような恐れ多いつれあいから無事にビールや芋焼酎も仲間に入れてよろしいとお許しをいただき、新しい企画をはじめ準備の話で盛り上がりました。
私は1次会で失礼しましたが、名人ふたりは腕を磨きに喉を潤しに夜更けまでどこかで秘密の特訓をされに行かれたようです。さすが名人、名声に驕れることなく、日々努力する姿の一端をかいま見て、一流と呼ばれる人たちの凄さを改めて感じました。当日が楽しみです。皆さん、是非遊びにいらしてください。「打倒!名人」心から、お待ちしています。
写真は問屋での様子です。名人達が真剣に玩具や新しい企画のための商品を選び抜いています。かれこれ2時間近くいたでしょうか。名人ならではのこだわりの品々。胸中はすでにオータムフェスタに向けまっしぐらのようです。
先日の運動会のおやじ達もそうですが、おやじ達の子どもたちへの熱い思いが嬉しいですね。園として感謝するばかりです。
店内では様々な玩具や駄菓子を売っています。卸問屋のため個数はまとまった数からになりますが、とても良心的なお店で値段もこんなに安くて良いのというぐらいです。おばさんが来店のたびに入れてくれるお茶がまた美味しい。お店の雰囲気も店主の人柄が反映されます。


最後に皆で記念撮影。お蔭様で今年もお世話になりました。ありがとうございました。
- 2010/10/31(日) 11:21:40|
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今日は年少桃1と桃2組が芋巾着を作ってくれ、お弁当の時に届けてくれました。来客中で見にいけなかったのが残念です。
昼食後、年中組にK先生が大型絵本を読みながら、小園の音楽専任講師のI先生がキーボードでその情景にあった曲を自分で作曲しながら奏で、読み聞かせをしてくれました。
- 2010/10/30(土) 00:53:59|
- 保育のひとこま
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今日は青組と黄組で芋巾着を作りました。昨日緑組と赤組で作りました。私は園外保育で付き添ったため、様子は見れませんでしたが、上手に作れたようです。明日は年少組の桃1と桃2組が作ります。
最初に先生が手順を一通り説明してから、子ども達が作ります。
黄組の様子です。
芋巾着のレシピです。



こちらは青組の子ども達が作っている様子です。年中組で1度経験しているので、手馴れたところがあるようです。


最後にラップでくるみ、まるく形を作り出来上がりです。

昼食の時に黄組と青組の子ども達が職員室にもおすそ分けでもってきてくれました。
芋巾着に添えてくれたメッセージも嬉しいですね。
- 2010/10/28(木) 22:57:15|
- 保育のひとこま
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一昨日芋掘りを終えた時点で雨脚が強くなり、山王公園にいけなかった青組・黄組で園外保育で山王公園で遊び、お弁当を食べ、秋の1日を楽しみました。
畑まで雑木林を通り、秋の自然を感じます。

畑に着き、春に年長で種を蒔いた落花生を観察します。11月には収穫に行く予定です。自分達で種蒔きをしただけに種から大きく育ったことを実感します。こうした体験が知的好奇心を育みます。
落花生が土に埋まっていることを知っている子どもはほとんどいませんでした。土から掘り起こした時に歓声があがりました。


初夏のじゃが芋掘りからさつま芋掘り最後は落花生掘りがあります。皆で食べるのも楽しみです。落花生を掘りおこして、すぐに塩茹で食べるのも美味しいものです。

畑から山王公園まで30分ぐらい歩きました。今は車社会の中、子どもが歩く機会が少なくなっています。

散歩の途中、空に向かって叫んでいる子ども達の視線の向こうには高圧線の仕事に従事している人たちがいました。


公園に着き、クラスごとに輪になり、お弁当をひろげます。


昼食後は公園の遊具で遊んだり、広い芝生の上でボールで遊んだり、思い思いに秋空の下で遊びました。



帰る前に、青、黄組合同で鬼ごっこをしました。広い芝生のうえで子ども達の歓声が響きました。

- 2010/10/27(水) 23:53:31|
- 保育のひとこま
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明け方から起き、できる限り情報を集め、曇りで雨は降らないもしくは短時間でぱらつく程度との予報どおりにはいかず、畑で芋ほりを終え、記念写真を撮影した頃から雨脚が強くなり、急遽園に戻りました。
遊戯室で青、黄、桃2組合同でお弁当を食べ、お菓子屋(お菓子の物々交換)さんや即興の職員劇を楽しみました。年長、年中だけでも改めて山王公園で園外保育を考えています。



遊戯室でシートを広げて、皆一緒に食べました。

即興ですが、職員劇『オオカミと七匹の子ヤギ』です。私はもちろん狼役です。

- 2010/10/25(月) 23:43:11|
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今日は久しぶりの休みで、園にはウサギ達にえさやりに行くぐらいで、あとはゆっくりしたり夕食を作ったりまた愛犬の散歩をしたりと自分の時間を楽しめました。
今週は色々諸事が多く(言い訳ですね)、ブログが更新できませんでした。一昨日金曜日に、緑・赤・桃1組の秋の芋ほり遠足があり、今年の猛者で成育が心配されましたが、思っていた以上に豊作でした。ただ芋が深めに入っていたようで、子どもさんによっては掘りづらかったかもしれません。木曜日に雨で順延した青・黄・桃2組は明日月曜日に天気が良ければ行う予定ですが、今現在の天気予報を知るかぎり、心配です。全クラスが終えたら、このブログでも紹介できれば考えています。
昨日は入園説明会を行いました。土曜日ということもあり、おとうさんの姿も目にしました。
約1時間ほど、小園の教育方針や幼稚園で学ぶことについてお話させていただきました。たまたま今日のA新聞の教育面に「対人関係学ぼう」という特集記事がありました。小学校や中学校での現場で学年の違う子ども同志の交流や相手の気持ちに寄り添った言葉がけを通して対人関係を学ぶ取り組みを紹介した記事ですが、もちろんやらないよりやったほうが良いのでしょうが、本来小学校や中学校以前に学ぶことができずに、小学校や中学校でする今の社会の現状に危機感を持つ大人がどれぐらいいるのでしょうか。本来は幼稚園で学ぶことですが、現実は教科的なことにのみ時間を費やす方向に確実に進んでいます。まして少子化の中、そうしたやり方が園児募集の上で大変効果的であることを一部の幼稚園の経営コンサルタント会社があの手この手でアプローチしています。
説明会でも触れまたこのブログでも時々話しますが、子ども同士が心身とも自由な環境の中で関わる時間がない、しかも連続した時間がないので「ごっこ遊び」さえも満足にできないのが現実です。「ごっこ遊び」は社会性を育てる大事な学びです。また言葉のやり取りをしたり相手の気持ちを考えたりする等人間関係を学べる役割演技(ロールプレイ)のようなものです。1日の園生活の中でそうしたことをできる時間をどれだけ保障されているか、家庭では絶対できない学校(幼稚園)ならではの学びです。
「本当に大事なものはすぐには見えませんし、すぐに身につきません。すぐに覚えるものは、またすぐに忘れますし、案外大事なものではないことのほうが多いようです。」
雨にちなんで、先週の雨の日の登園風景です。自分でできる事は自分でする、自立への第1歩です。

- 2010/10/24(日) 23:52:05|
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午前中最後の種目は年長の表現「ソーランぶし」です。
裸足になり、和太鼓で入退場をしました。園児席で応援していた年少、年中組の何人かも一緒に踊りながらエール
を声援を送っていたようです。


午後の最初の種目は卒園生レースです。ネットをくぐり、川(青いスズランテープ)を飛び越し、朽技台をくぐり抜けます。小学校1年生から中学生またおにいさんやおねえさん(大人)までたくさんの卒園生が顔を見せてくれました。
毎年皆さんから驚かれるほど、たくさんの卒園生が集まってくれます。
中には千葉市に引っ越した卒園生もこの日のために駆けつけてくれました。
幼稚園に来てくれる気持ちが嬉しいですね。ありがとう。
気持ちに感謝を込めて、6種類の賞品を用意してその中から選んでもらいました。一番人気は「ブーメラン」でした。
11月6日(土)の「オータムフェスタ2010」にも都合よければ、是非遊びに来て下さいね。


年中組の紅白玉入れです。2回勝負です。

大運動会最後の種目は佐倉城南幼稚園恒例の旗体操です。卒園生も良く覚えているようで、BGMを聴きながら「懐かしい」という声をお聞きします。
OBの方は瞳を閉じて、旗の音と園児が持つ竹の棒の交差する音を聞きながら、うっすら目を開けて青と白の旗がふられる情景を見ると、一段と趣を感じると話されていました。
そして我が子の幼稚園の頃の情景がまぶたにうつり、自然と涙ぐんでしまうそうです。
園児が右手に持つ白い旗は「純粋な心」、左手に持つ青い旗は「素直な心」を表します。
今年も園庭いっぱいに白い旗と青い旗が翻りました。

- 2010/10/20(水) 23:56:56|
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秋日和のもとで行われた第46回大運動会の様子の一部です。園児の種目の時は審判をしていたので、ずべての種目はご紹介できませんが、ご了解ください。
でもこの肉眼でしっかり心に焼き付けました。
園児のみならずおじいさんおばあさんから0歳児まで参加してくれました。友達の演技を応援したりすることも大事な学びです。
コンセプトでも書きましたが、子どもの競技中は入退場以外は音楽はかけません。子ども達が白熱した中で応援の肉声が響きわたり、園庭を中心に園児と観客が一体化できる雰囲気に協力してくれた保護者の皆さんにも改めて感謝します。
一番最初は「かけっこ」です。直線29メートルを走りぬけます。先ずは真っ直ぐに走れるようになることが基本です。
退場はそれぞれの等賞旗をもって場内を回って退場します。

年中の表現(遊戯)です。人間の身体表現がわかるようにポンポンや衣装を纏ったりはしません。

祖父母レース、おじいさんやおばあさんによる玉入れです。童心にかえって楽しんでもらえればと企画しました。
ささやかですが、おみやげは年長組が栗をかたどり、メッセージを書いた袋に入った入浴剤です。
秋の夜長、今日の心地よい疲れを癒していただければ幸いです。
でもおじいさん、おばあさんといってもお若いおじいさんやおばあさんがふえてきているように感じます。
これからも益々お元気でご活躍ください。


年長男女別による障害物リレーです。運動会のねらいである「勝ち負けやひと(保護者)に見せるよりも、自分達でルールを守って楽しむ」ことを子ども達ひとりひとりが学んでいてくれている様子がよくわかるレースでした。
一本橋で途中で落ちても、自分で戻って最初から始めたり、三角帽子を着脱する場所をきちんと踏まえていたようです。一人ひとりが走りながら、友達同士がつなげていき、全体につながるといったリレーの醍醐味も見せてくれました。
レースが始まる前に走る場所を凱旋して、気持ちを高めます。


年中組障害物リレーです。2人1組で手を繋いで走り、手前のネットでそれぞれ手を離して、くぐり又手を繋いで岩の中にあるあらかじめ自分達で創作した宝物を探し、最後の宝箱につけて、手を繋ぎながらスタート地点まで戻り、次の友達にタッチしてクラス同士で競うリレーです。
宝物は紙粘土で思い思いに形を作り、絵の具で彩色しました。
ネットを先にくぐり終えた子どもが相手の友達をマットのところで待っている姿が印象的でした。

保護者参加の綱引きです。
男女別に分かれて行いました。
毎年のことながら、おとうさん、おかあさんがたくさん参加してくださり、感謝しています。見学にお見えの他園の園長先生が驚かれます。8割以上の方が参加してくださり、大いに盛り上げて下さいました。
子ども達も目前で迫力ある綱引きをみて、より心が揺さぶられたかもしれません。1回勝負です。

- 2010/10/20(水) 23:50:26|
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ブログの更新が大変遅くなりました。ごめんなさい。
10月16日、秋晴れの無風に近い絶好の運動会日和の中、第46回大運動会を無事終えることができました。来賓の皆様、声援を送ってくださった保護者の皆様、卒園生レースにきてくれた卒園生、未就園児レースにきてくれた入園前のお友達をはじめたくさんの皆さんが参加してくださり、心から感謝いたします。
年少組が1クラス増えたため、進行も心配しましたが、例年以上にスムーズに出来ました。午前中は予定よりも早く終えることができたぐらいです。でもいつものようにあせらず、あわてず、ゆったりとした雰囲気のなかで、子どもひとりひとりを見つめながら、ルールには厳しく、勝負には公平に、でも園児達の心には寄り添いながら、温かく見守ったつもりです。
運動会のねらいでもある「勝ち負けよりも自分でルールを守りながら、楽しむ」ということを例年以上に子ども達自らが競技を通して、見せてくれたことに胸があつくなりました。年長障害物レースや年中障害物リレーに特に顕著に見られました。
今年も子ども達の種目には審判をさせていただき、保育の醍醐味を味あわせていただきました。
何時のように「今日は・・・、○○の勝ち」の言葉に万感の思いを込めながら叫んでいます。園児達に感謝です。
写真は終了後、教職員とおやじの会の皆で記念撮影をしました。1年目のおやじから十何年目のOBのおやじまで和気藹々のなかで運営してくれました。ありがとうございました。
幼稚園で先生達と1次会(反省会)後、2次会、3次会と熱く語りました。親父たちの園への熱い思いに感謝しています。
今年からお互いに譲り合い、大人自らが子ども達の模範になろうということで、保護者応援席は固定せず、立ち見で交代で観戦していく形を取りました。優先席(敬老、妊婦、身体の不自由な方)への配慮もありがとうございます。今はとかく自分さえよければ良いというぎすぎすした世相も少なからずみえるだけに、園児達や保護者の皆様のお蔭で今日の秋空のようにさわやかな気持ちで終えることができました。
改めて感謝いたします。どうもありがとうございました。
ボランティアで手伝ってくれた保育を学ぶ学生の皆さん

20人のおやじの会の皆さんと教職員で記念撮影。残念ながらひとりのおやじが都合でお休み。
- 2010/10/18(月) 23:54:02|
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