昨日12月8日(木)は全園児で畑に大根と人参掘りに行きました。今年は大根は場所によっては小ぶりな物やモグラがご賞味いただいたものがありました。人参は初めての試みでしたが子ども達でも抜けやすかったようです。
1便と2便の二手に分かれて、畑にいきました。
私が2便(桃2組・年長組)の方に行ったために、写真は桃2組や年長組が主です。年中組や桃1組さんはごめんなさい。
さつま芋掘りやじゃが芋掘りとはまた違った感触での収穫体験を楽しんでくれたようです。
人参の葉の緑が鮮やかです。

人参は自分で場所を選んで引き抜くため、くじのようなもので大きさがまちまちですが、子どもたちは大人の思惑と違い、小さな人参でも赤ちゃんみたいで可愛いと愛おしそうに愛でて大事にしまっていたようです。
大根も多少形が変形して、取り換えようかと提案しても、自分が掘った大根が人参同様に愛おしいようです。そうした子どもたちの気持ちを尊重しています。

野菜は原則無農薬で育てています。



なかなか土から引っ張り出せないで苦戦している子どもには、ついつい「うんとこしょ、どっこいしょ」と声をかけてあげたくなりますが、先ずは見守り、それでも難しい時は声をかけて応援するようにしています。
自分の力で抜いたときは、あふれんばかりの笑みがこぼれます。








畑で迎えのバスを待っています。今年度の収穫もお終いです。今度は3月のじゃが芋の種芋植えからスタートする予定です。

- 2022/12/09(金) 18:30:16|
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昨日、令和4年度音楽発表会を終えることができました。年長組と年少組は全員で参加できましたが、年中組で1名欠席者いたことが唯一の心残りです。
今年度も新型コロナウイルス感染拡大予防のために、2部制、大人2名以内に入場制限をさせていただきました。運営へのご理解とご協力に感謝申し上げます。特に八波と呼ばれる感染状況の中で、当初は開催できるかどうか心配もありましたが、保護者の皆様が、園児はもとより兄弟やご家族で少しでも体調面で心配ある場合は色々とご配慮やお心遣いいただいたことに、この場をお借りして改めて深謝申し上げます。
実はこの発表会前は、前述したコロナ感染拡大のこともあり、万が一を考慮して園長と副園長のどちらかが感染した場合は同居ということでふたりとも出られなくなることを考慮して、私独りで約1週間前から直前まで、千葉市内のビジネスホテルに宿泊して、電車通勤していました。佐倉市内ですとあらぬ誤解(とうとう追い出されたか)を受けかねませんので、市内は避けました。(笑)
特に副園長は各クラス担任が万が一出られなくなった時に、代わりにピアノを弾くことになっており、私と違い大役があります。
音楽発表会が終わった今は、自宅に戻りましたが、家人(副園長)はとても快適な生活を送れたと喜んでいました。
今回も最後まで保護者の皆様が温かな応援をしてくださったり、席上お願いしましたように、合唱や合奏について具体的にほめてくださったことと思います。子ども達にとっては大きな自信につながることと思います。
発表会をご覧いただいたて、何かお気づきのことなどありましたら、登降園の際や今月末に予定されています個人面談の際でも構いませんので、各クラス担任にご教示いただければ幸いです。
音楽発表会のねらいについてはプログラムに書かせていただいた通りです。またこの発表会に向けての子どもたちの様子は、各クラス担任のメッセージを代読させていただいたとおりです。滑舌が悪くて聞き取りにくかったと思います。ご寛容願います。
今日の発表も出来栄えもさることながら、園児ひとり一人が発表会に向けての取り組みやそれを通してどういうことを学べたかに着目してあげることが大事だと思います。
合奏では一通りの楽器をさわり、ひとりで奏で楽しむことから、皆で演奏する喜びを知ることが大切です。これは歌についても同様です。仲間とともに演奏できる喜びは学年があがるにつれて、より意識するようです。特に年長組になると自主的に練習したり他の人の演奏する音に耳を傾ける気持ちがより顕著になります。
また限られた期間でいかに集中して無理なく課題に取り組める力をつけることができるようにする環境をつくることも、保育をしていく上で大事なことです。そうした集中力は今後進級する小学校や中学校の中で色々な課題(勉強や運動)に取り組む時の基礎学力の礎となるからです。
それには常日頃の遊びを通してそうした力を身につけることができます。幼児は遊ぶときは我を忘れて一心不乱にその中に没頭します。その時の集中力は大人が考えている以上に凄いものがあります。遊びはひとつのことに集中して向き合う力を育んでいきます。
また自ら課題意識を持ちながら、先生にやらされているのではなく、自分で楽しいからもっとやりたい、上手くなりたいという自発性を育むこともとても大切なことです。
ただその時に留意してていただきたいのは、行事をする中で幼児は確かに練習をすればするだけ、一見できるようになりますが、「できる」ということが大人(保護者や教師)の眼からみて「できる」という範疇の中なのか、自ら楽しんで自発的に取り組む中で、「できる」のかをきちんと考察しないと、誤った判断をしてしまいがちです。同じ「できる」でも意味合いは全く違います。
保護者の皆さんはそうした視点をきちんと持たないと、幼稚園の見せる保育(行事)に傾倒し、園もそのニーズにこたえがちになるという、子どもにとっては悪循環の見世物教育に陥りがちです。そのへんの塩梅の判断がその園の教育力を左右します。
往々にして、少子化の中、園児獲得のためにしのぎを削る幼稚園業界の中でそうしたやり方に益々拍車をかけてしまいがちです。園行事と名のつくものは、留意が必要です。
こうした行事の際は、実際に行っている園児の姿を観察する事で先ほどお話しした「できる」の意味がよくわかると思います。
例えば演奏する中で園児たちがあまりに緊張していたり楽しんでいる様子が見受けられない場合は常日頃の練習の時からさせる保育(保護者に見せるための成果のみをだけでかなり厳しく指導する保育)の可能性があります。是非子どもさんの様子をご覧になることをお薦めします。
私は園児たちの表情にいつも留意しています。時間さえかければより大人から見た目のより完璧さは可能ですが、それにつれ子どもたちの表情はこわばったり緊張しがちになると思います。
「二度と音楽はこりごり」わずか3、4、5歳でそんな思いをうえつけてしまったら、なんのための音楽と悲しくなります。これから先の長い人生の中で是非音楽に親しんでもらいたいと思います。もちろん個人差や趣向もありますが、園児たちがこのような音楽発表会の場を通して歌う楽しみや演奏する喜びを知り、大人になってからも音楽に興味や関心を持ちつづけてくれたら、何よりです。
そういう観点からも発表会で使う合唱曲や合奏曲の選定も大事です。合奏する曲を原曲からアレンジする際に演奏する人数、使う楽器、ハーモニー等をかなり綿密に検討しています。
幸い本園の場合は専任の音楽講師がいるので、園児の演奏を聞きながら、時には修正したりアレンジ等を柔軟に変えることで、子ども達に無理なく歌や演奏する喜びを味わってもらうように毎日クラス担任と情報を共有し、指導してきました。練習期間は短いのですが、かなり濃密な時間を園児とともに過ごしたのではと自負しています。
幼稚園によっては最初に決めたアレンジや市販されている合奏のための合奏曲集のような本と指導教則本に基づいて教えてしまうと、それぞれの園の人数や楽器を無視することになり、どうしても合奏するうえで無理があります。それでは園児に意欲を持たせてやろうとしても、難しいと思います。
これからも質の高い(大人から見た出来栄えではなく)音楽教育に向けてスタッフで研鑽していきたいと思いますので、お気づきのことなどありましたら、是非お声をお聞かせください。
- 2022/12/04(日) 20:48:25|
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コロナ禍3年目、今年も遊戯室で在園生のみで楽しみました。
またボランティアでおやじの会OB4人が、朝の準備から午後の片づけまでほぼ1日ボランティアで手伝ってくださいました。ありがとうございました。
今年も学年別に行い、最後に年長組のみビンゴゲームを楽しみました。また昼食後は、全学年で綿菓子も楽しんだようです。
射的

景品は6種類のお菓子です。金平糖以外は射的の的にも使い、当たったら、当てた景品がもらえます。

スマートボール
今日手伝ってくれたおやじ達のお手製です。

スーパーボール掬い

金魚掬い

ビンゴゲーム(年長組のみ)


景品ですが、お散歩ワンちゃんが人気のようでした。




おやじの会おやじOBの皆さん、フェスタが始まってかれこれ10年以上毎年手伝ってくださいます。
- 2022/11/07(月) 09:51:58|
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一昨日4日(金)午後、コロナ禍以来3年ぶりに錦糸町エンドウにフェスタの仕入れでトンボ帰りしてきました。
駄菓子屋さんもイベントや祭りが中止になり、だいぶ影響を受けたようで廃業した方もいらしたとのことです。
エンドウさんは自店舗で家賃がかからないので、何とか持ちこたえたとのことです。
今年の夏ぐらいから徐々にイベントや祭りが少しずつ復活してきたようですが、製造業者さんもまだまだこれから先が見えない面もあるので、軌道に乗せるまで時間がかかり、今回買い出しにいきましたが、品物によってはだいぶ品薄でした。
コロナ禍の及ぼす経済の影響の大きさを感じています。
放課後にスタッフで2台の綿菓子機の試運転をおこないました。
1台は10年近くたちだいぶ調子が悪く、過日おやじの会のお父さんがオーバーホールできる工場を探してきてくださり、山武市までわざわざ台を持参して修理に行ってくださり、新品同様になって戻ってきました。
試運転の結果も順調で、フェスタ当日は昼食後に園児にプレゼントしたいと思います。
園児達の喜ぶ顔が楽しみです。

スタッフでおすそ分けしました。
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- 2022/11/06(日) 11:13:50|
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今日は園内でハロウィンにちなんで、皆で仮装して楽しみました。園児達も自分たちで誂えた衣装に身を包んで変身して、思い思いに楽しんでくれたようです。
でも一番楽しみにしていたのは、実はこの私です。幼稚園で楽しいことを考えたり企画するのが大好きです。来月のオータムフェスタも今からワクワクしています。幼稚園は子ども達にとつて楽しい学びの場所と確信しています。
秋晴れの下、衣装に身を包んでクラスごとに記念撮影をしたリ、園庭でハロウィンにちなんだスタンプラリーを楽しみました。


遊戯室が魔女の森になりました。お化けたちも出迎えてくれているようです。子ども達が何人かずつグループに分かれて、魔女の森を探検しに行きました。
森では魔女が出迎えてくれたようですが、子ども達の運命は?

真っ暗な闇に包まれた中を手探りで歩いて行くと、前方に家が見え、中から魔女が現れて、子ども達をどこかに案内してくれました。
(カメラのフラッシュ機能が使えないために、手ブレ等不鮮明な写真ですが、ご寛容ください。)



魔女が案内してくれた場所は秘密の呪文をかけると、天井にお化けたちが現れる場所でした。
ステッキを持った子どもたちが、天井めがけて魔法の言葉「トリックオアトリート」と叫ぶとお化けたちが現れ、音楽に合わせて踊り始めました。



最後に魔女から真っ暗な森を通り抜けた勇気を称えて、ご褒美に飴をもらいました。


昼食最中に私が室内に入っていくと、私をお化けと間違えて「トリックオアトリート」と叫び、私が「お菓子をあげるから驚かさないでね」とお菓子を渡しました。美味しかったかな。(撮影はM先生)



お菓子はハロウィンにちなんだ絵柄のマシュマロで中にチョコレートが入っています。子ども達の中には、園で食べないで、お菓子が可愛いから家に持ち帰って、ママに見せてあげてから食べると話してくれた子どももいました。おかあさんを思う気持ちがけなげで素敵ですね。

- 2022/10/31(月) 20:29:36|
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