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園長ブタゴリラ☆ブログ

運動会を通して育つこと

今年も新型コロナウイルス感染予防対策のために、年中組と年少・年長組の2部制で午前中に実施することになりました。
例年実施している未就園児レース、保護者レースや卒園生レースは昨年度に続いて中止です。特に卒園生レースを楽しみにしている卒園児もいるらしく、私も再会できることを楽しみにしていただけにとても残念です。
治療薬ができ、またいつもの日常生活に戻ることを願いながら、今は粛々と感染予防対策に気を抜くことなく過ごす日々です。
ただ仕事で言えばリモート会議やオンライン研修になったのはありがたいことです。特にオンライン研修により全国から講師をお招きできたり、スタッフも受講できたり、また後日動画で再視聴(オンデマンド)できます。
また会議もリモートですることで、時間も節約できます。これから生活していく中で、上手く活かしていければと思います。
またプライベートでは自宅で家人とふたりで酒肴を楽しむ時間が多いのですが、職員会議の延長のようなところが玉に瑕かもしれません。(笑)

さて今日は年中組の予行練習が明日に順延になりました。明日は予報を見るかぎりできそうです。昨日の年少・年長組の予行練習を見ながら、本園の教育方針でもある「自立と自律」を練習を通して育っている姿や友達を思いやる気持ちを見ることができたのは、毎年のことながら嬉しい光景です。
運動会を通して単に勝敗の結果だけに一喜一憂するのではなく、その行事を通して子ども達の心の成長を育つことが大切です。
その視点を忘れると、保護者のための見せる運動会や勝利至上主義に陥り、保護者のみならず保育者もそうした高揚感の中で保育をして子ども達に無理をさせがちになります。
私はスタッフには園児達にあまり高揚感を持たせないように、園児が自らやりたいと話した場合はともかく、保育者から「えい、えい、おう」といった気持ちを高める言葉がけはしないように伝えています。掛け声をすることで、不安な気持ちの子ども達にとっては益々委縮してしまうこともあります。その辺の見極めも保育者の力量です。

運動会本番当日は、たくさんの保護者も応援があるいつもと違った環境ですが、子ども達がそれぞれの子どもなりに力が発揮できるように援助し、普段の練習を通して成長している様子(心)を見逃さずに共感するように伝えています。
結果もさることながら、その過程が大切です。

昨日の年少組と年長組の予行練習の開会式での様子
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年長障害物リレーの一本橋、途中で落ちると始めからやり直しをしますが、先生に言われなくても自分でやり直して、きちんとルールを守る自律心を見せてくれました。当日も慌てないでくださいね。
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年長障害物リレーの入場では青組と緑組で並んで入場しますが、先頭同士で並んで走るために時には相手を見ながら意識して歩調を合わせて走る姿が嬉しいですね。
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  1. 2021/10/19(火) 17:51:32|
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音楽劇に向けて

3月7日(土)に予定している音楽劇発表会に向けての練習も佳境になりました。
各クラスとも保育室から舞台に練習場所を変えて、それぞれの子どもなりに頑張っているようです。
もちろん個人差がありますし、子どもたちの気持ちに左右されるときもあります。
私は原則予行練習で初めて見ることが多いのですが、何か作り上げていく中で問題等がある時は、劇の総監督の副園長やクラス担任に頼まれて見に行く時もあります。今年は例年に比べて多いような気がします。(笑)
劇を作る過程で、子ども同士で友達を思いやる姿を毎年見ます。また参加できるように子どもなりに考えてくれたり、一緒に誘ったりと、相手を思いやる言葉や行動を見ていると、本番での出来栄えもさることながら、劇を通して学ぶ一番大切な心の育ちを知る時が、うれしいひと時です。
今年も某クラスで、ひとりの子どもがなかなか参加できずにいたところ、周りの友達が参加できるように新しく最初の脚本にはなかった役を作るように先生に話し、その役の小道具まで皆で作ってくれたようです。その園児も早速その役になりきって舞台で演じたようです。その様子を見て、早くも涙ぐんでいるスタッフがいたようです。

またこうした話を放課後にスタッフ皆で「良かったね」と共感できるスタッフの存在もありがたいです。
どの先生もどの子どもを知っているし、どの子どももどの先生を知っているこじんまりとした規模であり、自由遊びの時間も多いので園児達もクラスの先生に限定されずに色々な先生と遊べます。やはりともに遊び、遊びを通して共感できることが距離を縮めます。
だからこそ、色々な悲喜こもごもなドラマを皆でわかちあえます。これからもこうした園風(雰囲気)と環境を大事にしていきたいと思います。
劇ではそれぞれの子どもさんなりに楽しく演じてくれることを願っています。

自由遊びで泥団子にいそしんでいるようです。陽だまりがうれしい季節になりました。
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  1. 2021/02/18(木) 19:16:29|
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図形を知る

ツリーハウスには💛だけではありません。○・△・□もあります。
幼児期は日常生活の中で形(○・△・□)が似ているものを気づかせ教えてあげることで興味関心をもつものです。
例えばホールケーキやホットケーキは〇、そこから人数を等分に切り分けていくことで、形が〇から変わっていきます。
幼児期は抽象的な概念の理解はまだ難しいので、具体的な形から教えてあげることで、図形への知的好奇心が育まれます。

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*参考
小学校指導要領
第2章 各教科 
第3節 算数
第1 目標
 算数的活動を通して,数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け,日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え,表現する能力を育てるとともに,算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き,進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。

第2 各学年の目標及び内容
〔第1学年〕
1 目標
(1) 具体物を用いた活動などを通して,数についての感覚を豊かにする。数の意味や表し方について理解できるようにするとともに,加法及び減法の意味について理解し,それらの計算の仕方を考え,用いることができるようにする。
(2) 具体物を用いた活動などを通して,量とその測定についての理解の基礎となる経験を重ね,量の大きさについての感覚を豊かにする。
(3) 具体物を用いた活動などを通して,図形についての理解の基礎となる経験を重ね,図形についての感覚を豊かにする。
(4) 具体物を用いた活動などを通して,数量やその関係を言葉,数,式,図などに表したり読み取ったりすることができるようにする。

2 内容
(略)
C 図形
(1) 身の回りにあるものの形についての観察や構成などの活動を通して,図形についての理解の基礎となる経験を豊かにする。
ア ものの形を認めたり,形の特徴をとらえたりすること。

イ 前後,左右,上下など方向や位置に関する言葉を正しく用いて,ものの位置を言い表すこと。
以下
(略)

〔第2学年〕
1 目標
(1) 具体物を用いた活動などを通して,数についての感覚を豊かにする。数の意味や表し方についての理解を深めるとともに,加法及び減法についての理解を深め,用いることができるようにする。また,乗法の意味について理解し,その計算の仕方を考え,用いることができるようにする。
(2) 具体物を用いた活動などを通して,長さや体積などの単位と測定について理解できるようにし,量の大きさについての感覚を豊かにする。
(3) 具体物を用いた活動などを通して,三角形や四角形などの図形について理解できるようにし,図形についての感覚を豊かにする。
(4) 具体物を用いた活動などを通して,数量やその関係を言葉,数,式,図,表,グラフなどに表したり読み取ったりすることができるようにする。

2 内容
 (略)
C 図形
(1) ものの形についての観察や構成などの活動を通して,図形を構成する要素に着目し,図形について理解できるようにする。
ア 三角形,四角形について知ること。

イ 正方形,長方形,直角三角形について知ること。

ウ 箱の形をしたものについて知ること。

以下
(略)

  1. 2020/02/16(日) 23:59:28|
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水撒き

厳しい暑さが続きます。
くまキッズ(預かり保育)の子どもたちも夕暮れ前のひと時、「水」で楽しんだようです。
日にもよりますが、およそ10人~25人ぐらいの子どもたちを預かっています。今日は20人でした。
子どもたちはホースの先から出る水を見ながら、濡れないように逃げたり、中にはわざわざ濡れたりと楽しんでいるようです。夏ならではの光景です。

常々話すように「おひさま・水・土」幼児の心身の成長には欠かせません。0歳や1歳ならともかく、2歳以上の子どもたちがそうした環境のない場所でも良しとする今のあり方に、子どもたちの将来を考えたときに仕事柄不安に思います。
経済的な要因等で働かざるを得ない家庭の事情もあると思います。未来の大事な子どもたちを育てているためにも、十分な補助したほうが、前述した場所を作り、預かるよりもコスト的にこれから先の少子化を考えたときにも良いように思います。
0歳や1歳の預けるコストは子ども一人当たりかなり高額です。
子どもが伸び伸びと遊ぶ環境が、どれだけ大切で必要か、研鑽すればするほど実感しますし、日々の子どもたちの活動からいつも気づかされます。

夏に水撒きをすると、子どもたちはホースから出る水のみに夢中で足元には気づきませんが、水撒きをすることで足元の土がぬかるみ、足を取られたり転びそうになる子どももいます。こうした経験から土の性質や変化を知ります。水たまりやぬかるんだ場所での歩く体験も大事です。
私が園長である限り、園庭の全面芝生化はないと思います。
幼児にとって良い意味での不自由さも大事です。

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  1. 2019/08/05(月) 17:04:32|
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虫捕りと容器

先日の保護者の皆さんにお便りで容器や空箱寄贈のお願いをしたところ、続々と持ち寄ってくださり、感謝しています。
今日から早速昆虫を見つけた子どもたちが、虫を入れる容器をもらいに職員室にやって来ました。
もっともあいにくの曇り空で、虫たちもあまり姿を見せず、午後からは雨が時折ぱらつくあいにくの天気で、早々と園舎内にひきあげました。
保護者の皆さんの中には、もしかしたら虫が苦手の方もいらっしゃるかもしれません。そのお気持ちも否定はしません。誰でも苦手なものがあるのは当然です。でも子どもたちが容器に入れて持ち帰った大事な宝物を、あからさまに否定する言動は避けてもらえるとありがたいです。
先ずは補虫したことへの共感をしてもらえるとありがたいです。子どもにとっては、虫を捕まえることは時には苦労したりしてやっとの思いで捕まえた本人のみがわかる思いがある時もあります。そうした気持ちを汲んで、頑張って捕まえてきたねと一言伝えるだけで、子どもはどんなに嬉しいことか。やはり好きな人(愛する人)から、自分の気持ちを理解してもらうことは、どんなに幸せか、これは大人も同じだと思います。全ては「愛」の世界です。

子どもは虫を捕る時は、とることそのものに夢中で虫の姿や生態はほとんど見ていません、というか見る余裕がありません。
容器(虫籠)に入れて、初めてゆっくりと虫を見て対話をします。その時にじっくり見て、愛でて、餌は何かなとか図鑑などで調べていくものです。
そこがいつも話す実体験を通した学びです。せめてそうした時間を与えて欲しいと願っています。そのうえでそれぞれに家庭の事情(虫が苦手、室内でちょっと難しい等)もあるでしょうから、飼育することが難しい理由をわかりやすく話してもらえれば、子どもさんなりに納得すると思います。その後、公園などに放してあげても良いかもしれません。

一番子ども心を傷つけるのは、昆虫や虫採りそのものを大人の都合(論理)のみで否定してしまうことだと思います。そうすれば当然、昆虫(生物)に興味関心を持たなくなるのは自明の理です。
もちろん子どもさんによっては、虫が苦手な子どもさんもいます。でも幼稚園に入園した当初は苦手でも、卒園する頃には大好きになったという子どもさんもたくさんいます。無理なく、自らが興味を持つまで時には気長に待つことも大事です。

蓋つきの容器は何故か人気があります。ダンゴムシなど蓋がなくてもカップに入れておけば、容器の内側を登れないので、大丈夫と話すのですが、子どもなりに蓋がないと逃げてしまうのではないかと心配しているようです。
でも考えてみれば、大人はその習性を知っていますが、初めての子どもはそのことがわかないので、心配も当然かもしれません
形状の違う様々な容器を探す光景で、これから職員室も賑やかになると思います。園にも補虫網や虫籠また飼育箱もいくつか用意しています。しかしながら佳境になると、持ち帰る箱が足りなくなるので、寄贈してくださった容器で代用させていただいています。
ちなみに一番人気は土の中にうごめく幼虫(カナブンの幼虫)、次にダンゴ虫やミミズでしょうか。蟻も根強い人気があります。カナヘビは捕まえるのが難しいようです。
また空箱等の廃品も造形工作等に活用させていただきます。
常時募集中です。無理のない範囲で、どうぞよろしくお願いいたします。

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以前の光景から。中には向かって右側の容器にはダンゴ虫、左側にはダンゴ虫とミミズが入っていたようです。
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  1. 2018/05/07(月) 23:06:25|
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