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園長ブタゴリラ☆ブログ

明日への思い~音楽発表会を前に~

今日は延期していた予行練習を行いました。当日はお互いの合奏や歌を見聞きできないので、披露しあいます。普段から遊びなどを通して交流もあり、園児同士もお互いによく知っています。桃組(年少・3歳児)は少し場にのまれたのかいつもより合唱の声が小さかったようですが、明日はどうでしょうか。
それぞれの子どもなりに精一杯歌を歌い、楽器を演奏して欲しいと思います。こうした経験を通して皆で歌う喜びや演奏する楽しさを知り、これからの人生(生活)の中で音楽を楽しむ芽生えになれば何よりです。
私の幼稚園という教育現場で感じた音楽への思いは2007年11月18日」付ブログ、「2007年11月30日」付ブログでコメントしました。興味のある方はどうぞ。カテゴリー「音楽」をクリックしてもご覧になれます。

1うた・・・・・・・♪こねこのぱんやさん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もも
 
2 がっそう・・・・・・ちきちき・ばんばん・・・・・・・・・・・・・・・き・あか

3 うた・・・・・・・・・・♪わんぱくまーち・・・・・・・・・・・・あお・みどり
         ♪またあえるひまで

4がっそう・・・・・5ひきのこぶたとちゃーるすとん・・・・もも

5 うた・・・・・・・・ ♪めざせ!たからじま ・・・・・・・・・・・・き・あか

6がっそう・・・・うちゅうせんかんやまと・・・・・・・・あお・みどり

8うた・・・・・・・・・♪にじのむこうに・・・・・・・・・・・・・・・ぜんえんじ


*年少・合奏を知り、楽しんで行う。
   (使用する楽器)鈴、カスタネット、タンブリン、ウッドブロック。

*年中・楽器の使い方に気をつけて、合奏する。
   ・和音を奏でる。
   ・旋律は保育者によるピアノ。
   (使用する楽器)大太鼓、小太鼓、木琴、鉄琴、ミュージックベル、タンブリン、トライアングル。

*年長・和音と単音を奏でる。
   ・旋律は、鍵盤ハーモニカと、保育者によるピアノ。
   (使用する楽器)大太鼓、小太鼓、シンバル、ツリーチャイム、
           鍵盤ハーモニカ、木琴、鉄琴、ミュージックベル。

*今日の予行練習風景  今日の披露した順番通りに掲載しています。

年中合奏
DSC01319年中合奏

年少合唱
DSC01327年少うた

年長合唱
DSC01331年長歌

年少合奏
DSC01336年少合奏

年中合唱 
DSC01337年中うた

年長合奏  鍵盤ハーモニカは前方2列で演奏します。
DSC01344年長合奏




  1. 2009/12/11(金) 20:55:30|
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音楽への思い~桃組(年少3歳児)の合奏風景~

発表会まで後1週間とせまりました。先日のブログでもご紹介しましたが、2回目の全園児による合同の歌の合唱を行いました。桃組はその後、始めて遊戯室の舞台で合奏の練習をしました。保育室が職員室の隣のため音はよく聞くのですが、全員による楽器を使っての練習は見るのは初めてです。楽器のパートごとの練習を見たことがありますが。
指揮する先生にあわせながら、それぞれの子どもさんなりに楽しんでいた様子が見られました。当日になると、運動会の時もそうでしたが、いつもの雰囲気と違うことで日頃の様子とは子どもの様子が違う場合もあるかもしれませんが、それはそれとして長い目で見守ってあげたいものです。
以前私はブログで音楽は人間が生活する中で大切な大事なものと考えているとお話ししましたが、幼児で歌うことや楽器で楽しむことが嫌いな子はまずいません。

嫌いになってしまうやり方のひとつは幼稚園で音楽を義務としたり修練の場としたり、見せるための練習として捉えると嫌いになる子が確実に増えてきます。
運動会の「鼓笛(マーチングバンド)」もそのひとつだと思います。私は教育実習でお世話にになった園でありながら、若気の至りもありそのことが到底理解できず、またそのことが原因(今は大分穏やかな大人になりましたが、若い頃は生意気で一本気で短気な面もありまして)で危うく実習が中止になる寸前でした。今思えば恥ずかしいのですが、当時は園児たちの鼓笛の練習風景を見ていて、どうにも我慢できず実習生としての立場を超えて言ってしまいました。指導教官から見ればとんでもなく生意気な学生に見えたと思います。
残暑の厳しい中、子どもの身体には重いというか不釣合いな太鼓を抱えたり、指揮する子どもの指揮は全く見えずなんのために指揮?、泣く子はしょうがないといった言動には唖然としました。つくづく子どもためというよりも保護者向けのものだと思いました。
いくらどういう教育的論理をふりかざらせようと根底には「親に見せる」という大前提があります。合奏するなら、鼓笛にしないで、しやすいような環境を整えて親に見せてあげればれば良いはずです。そもそも運動会にする必要性がいまだ理解できません。多分鼓笛(マーチングバンド)の歴史と関連付けているからかな。それとも入園募集前とも関係あるのかな。

誤解のないように一言だけ。私は鼓笛(マーチングバンド)そのものを否定しているのではなく、幼稚園児ではそれをするにはまだ無理があり、教育効果があるという論理と実際できるし、やっているという前提の背後の面にどうしても無理があることを話しています。

本園は幼児期は歌を歌う喜び、楽器に親しむ喜び、友達とする楽しさを十分味あわせてあげたいと思っています。

色々な園を見学する中で「子ども達のために」という教師の信念と「絶対する」という教師という権力の怖さにうっすら寒気を感じる時があります。
学校(先生)の教育への思いや信念は大切であり否定はしませんが、あくまでも子ども一人ひとりの様子や園生活を謙虚に見つめてあげながら、教師として見るというよりも同じ人間として視線を同じにしながらともに学ぶあうことで、教育ができると確信しています。
このことは決して子どもに媚びたり自分勝手に好き放題にさせたりすることとは全く違います。

教師(教育)はある意味とても怖い仕事です。教育には「絶対」という言葉はありません。「他山の石」として自戒自省していきたいと思います。
そのために本園の教育方針でもある「子どものために」ではなく「子どもとともに」という言葉を時々かみ締めています。

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  1. 2007/11/30(金) 20:10:49|
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全園児による合唱

12月8日(土)は音楽発表会です。合奏や歌を披露します。
昨日は初めて全員集まり合同で歌を歌いました。また舞台で自分たちの立つ位置や出入りについても確認します。
各クラスでは歌っていますが全員で歌うとまた迫力があります。

最近の子どもは思いっきり声を出す機会が少なくなリ、以前の子どもに比べ音域が狭くなってきているという話を聞いたことがあります。
音域の問題はともかく、声を思いっきり出す機会が少なくなってきているのはわかるような気がします。、

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  1. 2007/11/28(水) 20:45:12|
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音楽を楽しむ~練習風景から~

12月8日に音楽発表会があります。先週ぐらいからぼちぼち発表会に向けて少しずつ練習しています。ただ今年度から発表会その時だけに集中的に楽器をするのではなく、1年間の指導計画の中で年齢にあわせて色々な楽器を経験できるようなカリキュラムにかえています。

私が園長になってから従来の学校で使う一般的に知られている楽器以外にも様々な楽器を購入し、色々な音色を聞かせたり実際に演奏するようにしてきました。音楽は人間が生活していく中で、とても素敵な大事であるというのが私の持論です。音楽がなくても生活そのものは成り立つかもしれませんが、どんなに味気ないものなってしまうのかと思います。子ども達にも音楽を何か特別なものとしてとらえるのではなく、生活の中の一部として親しめるようになってもらいたいと思います。
本園の音楽についての想いはHPトップページの「子育て支援事業」の項目の冒頭に書いています。興味のある方はご一読いただければありがたいです。

また従来幼稚園では当たり前のように弾いていた何か物事を片付ける際に弾いていた「お片づけの歌」や昼食の前に弾く「お弁当の歌」はやめました。園庭で集合するときの合図の音楽もやめました。片付ける時や集まるときは肉声で「片付けましょう」「集まりましょう」と伝えればすむことです。音楽をそうした形で使いたくない思いがあり、園生活の中で今でも見直しています。

私が園長に就任した頃、香里先生も子育てが一息つき、幼稚園の音楽の専任講師として手伝ってくれるようになり、また前後して保育科の学生に教鞭をとる機会もあり子どもにとって無理のない形で歌や合奏に力を入れてきています。曲も年長、年中、年少それぞれの年齢にあわせて合奏向けに編曲した曲を使うようになりました。
合奏することが楽しい、歌うことが楽しいそうした思いをたくさん経験して欲しいと思います。

写真は年長、年中の合奏に向けての練習しているところの様子です。
合奏ではあらかじめどの子どもにもすべての楽器を触らせ、そのうえで自分の気に入った楽器を選んで合奏するようにしています。今回年少組の風景はありませんが、機会があれば紹介したいと思います。

①年中がミュージックベル(ハンドベルににたもの)を使って練習している風景です。

②年長の木琴の練習風景です。

③年長の鉄琴の練習風景です。

④年長の鍵盤ハーモニカの練習風景です。

⑤年中のシンバル、大太鼓、小太鼓を紹介、教えているところです。

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  1. 2007/11/18(日) 21:37:02|
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