今日も昨日に続いて、予行練習を行いました。お互いに初めて見る劇に食い入るように見ている子どもさんがたくさんいます。
予行練習も本番と同じような進行(演目)で行いました。3歳児、4歳児、5歳児とそれぞれの演目を連続してみることで、年齢の特徴がより鮮明にわかると思います。
特に3歳児(年少組)は個人差が大きく、また当日本番も普段の練習とは違う、たくさんの観客の前で演じる環境に演じたりできないことがあるかもしれません。でも他の子どもさんと比較したり我が子や自分を責める必要は全くありません。昨日今日の2日間の予行練習を見る限り、それぞれの子どもさんなりに楽しんだり、個人差はあるにせよ劇に入りこんでいる姿が見られました。
年中組もそれぞれに笑いあり涙あり、クラスとしてのまとまりを感じる3歳児と4歳児の1歳の差を感じた劇でした。
3歳児までの自分が一番(優先)という年齢から、友達同士を通して集団としての学びは4歳からということを改めて感じます。
最後のトリの年長2クラスはさすがに色々な意味で見ごたえもあり、全員で作り上げてきた作品を感じます。
今日は記録を兼ねて時々カメラによる撮影をしましたが、やはり肉眼で全体を見ると、より劇が心に深く入り込めるように感じました。
後は本番を待つだけです。劇発表会前日には私から園児達に劇への成功を祈り、密かなプレゼントを用意しています。
それは何か。園児達に手渡すまでは秘密です。喜ぶ顔が楽しみです。
桃1組



赤組

緑組
- 2018/02/28(水) 20:23:27|
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昨日から幼稚園も日直が交代で出勤して新年度の準備に勤しんでいます。また今年度の指導要録や後始末もあり、ほとんどの職員が時間こそまちまちですが、入れ替わり来ては仕事をしています。私も今週は土曜日まで出勤し、年末の事務や会計といった帳簿等の事務整理に追われています。来週は前半に県外で泊りで研修があるだけに、真面目に取り組んでいます。
4月から仲間入りする新しい教員も打ち合わせに1日来てもらいました。辞令を行い、来年度のクラス編成とスタッフの配置もほぼ決めています。始業式に発表する予定です。
園庭の桜の木もつぼみが膨らみ始めています。今月末には開花しはじめるようです。名所旧蹟の花見も悪くありませんが、人知れず咲いている桜を見ながらの花見が好きです。
お気に入りの桜を見ながら、春の日差しと陽光を浴び、和菓子を味わい、いつの間にか暖かな春の風にあたりながらうとうとし、夕闇の中で寒さに目を覚まし、おもむろに腰をあげます。夜桜を尻目に居酒屋の縄のれんをくぐり、春の宵を楽しむのが、春の贅沢な過ごし方と独り悦に入っています。
小学校も今日までのところが多いようです。春爛漫、子どもさんと素敵な春をお楽しみ下さい。
連日退職するスタッフの日直の問い合わせがあります。有難いことです。通常ですと公開しないのですが、
今年度に限り、諸事情を考慮して公開します。ご参考にしていただければ幸いです。
24日(金) 辻、石井
27日(月)榊原、宇井
28日(火)大塚(川野)、小倉
29日(水)菅原、榊原
30日(木)小出、菅原
31日(金)宇井、小出 なお午前中に辻と大塚(川野)も顔を出す予定です。
4月3日(月)以降は全スタッフが出勤します。よろしくお願いします。
新年度の準備に向けて、着々と進んでいます。
- 2017/03/23(木) 18:10:56|
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小春日和の中、無事に音楽発表会を終えることができました。残念がら風邪等で全園児で参加できず、特に年長組2名が発熱で幼稚園最後の舞台に立てなかったのが唯一の心残りです。
あいにく手狭な会場でしたが、最後まで保護者の皆様の温かな応援や運営等のご協力に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。また私たちのご案内の内容の不手際で入れ替え制の際に不備があり、保護者の皆様にご迷惑や混乱を招いたようです。この場をお借りしてお詫び申し上げるとともに、今回の反省をいかしスムーズな運営にむけて検討していくことが、運営に協力してくださっている意識の高い保護者の皆様へのせめてものお礼と考えています。お気づきのことなどありましたら、教えていただければ幸いです。
歌や合奏を通して年少、年中、年長それぞれの年齢ごとによる幼児の特性やねらいをご理解いただけたら嬉しく思います。
音楽発表会のねらいについてはプログラム冒頭の音楽専任講師からのメッセージのとおりであり、小園の音楽教育への取り組みや発表会に至るまでの過程の一端についても触れさせていただきました。今日の発表も出来栄えもさることながら、園児ひとり一人が発表会に向けての取り組みやそれを通してどういうことを学べたかに着目してあげることが大事だと思います。
合奏では一通りの楽器をさわり、ひとりで奏で楽しむことから、皆で演奏する喜びを知ることが大切です。これは歌についても同様です。仲間とともに演奏できる喜びは学年があがるにつれて、より意識するようです。特に年長組になると自主的に練習したり他の人の演奏する音に留意する気持ちがより顕著になります。
また限られた期間でいかに集中して無理なく課題に取り組める力をつけることができるようにする環境をつくることも、保育する上で大事なことです。そうした集中力は今後進級する小学校や中学校の中で色々な課題(勉強や運動)に取り組む時の基礎学力の礎となるからです。
それには常日頃の遊びを通して身につけることができます。幼児は遊ぶときは我を忘れて一心不乱にその中に没頭します。その時の集中力は大人が考えている以上に凄いものがあります。遊びはひとつのことに集中して向き合う力を育んでいきます。
また自ら課題意識を持ちながら、先生にやらされているのではなく、自分で楽しいからもっとやりたい、上手くなりたいという自発性を育むこともとても大切なことです。
ただその時に留意してていただきたいのは、行事をする中で幼児は確かに練習をすればするだけ、一見できるようになりますが、「できる」ということが大人(保護者や教師)の眼からみて「できる」という範疇の中なのか、自ら楽しんで自発的に取り組む中で、できているのかをきちんと考察しないと、誤った判断をしてしまいがちです。保護者はそうした視点をきちんと持たないと、幼稚園の見せる保育(行事)に傾倒し、園もそのニーズにこたえがちになるので留意が必要です。
そのへんの塩梅がその園の教育力にも関係します。
往々にして、少子化の中、園児獲得のためにしのぎを削る幼稚園業界の中でそうしたやり方に益々拍車をかけてしまいがちです。また幼児期は年齢差や個人差もあるために注意が必要です。その判断のひとつとして実際に行っている園児の姿を観察する事で先ほどお話しした「できる」の意味が判断のひとつが可能です。
例えば演奏する中で園児たちがあまりに緊張していたり楽しんでいる様子が見受けられない場合は常日頃の練習の時からさせる保育(保護者に見せるための成果のみをだけでかなり厳しく指導する保育)の可能性があります。是非子どもさんの様子をご覧になることをお薦めします。
私は園児たちの表情にいつも留意しています。時間さえかければより大人から見た目のより完璧さは可能ですが、それにつれ子どもたちの表情はこわばったり緊張しがちになると思います。
「二度と音楽はこりごり」わずか3、4、5歳でそんな思いをうえつけてしまったら、なんのための音楽と悲しくなります。これから先の長い人生の中で是非音楽に親しんでもらいたいと思います。もちろん個人差や趣向もありますが、園児たちがこのような音楽発表会の場を通して歌う楽しみや演奏する喜びを知り、大人になってからも音楽に興味や関心を持ちつづけてくれたら、何よりです。
そういう観点からも発表会で使う合唱曲や合奏曲の選定も大事です。合奏する曲を原曲からアレンジする際に演奏する人数、使う楽器、ハーモニー等をかなり綿密に検討しています。幸い本園の場合は専任の音楽講師がいるので、園児の演奏を聞きながら、時には修正したりアレンジ等を柔軟に変えることで、子ども達に無理なく歌や演奏する喜びを味わってもらうように毎日クラス担任と情報を共有し、指導してきました。練習期間は短いのですが、かなり濃密な時間を園児とともに過ごしたのではと自負しています。
幼稚園によっては最初に決めたアレンジや市販されている合奏のための合奏曲集のような本と指導教則本に基づいて教えてしまうと、それぞれの園の人数や楽器を無視することになり、どうしても合奏するうえで無理があります。それでは園児に意欲を持たせてやろうとしても、難しいと思います。
これからも質の高い(大人から見た出来栄えではなく)音楽教育に向けてスタッフで研鑽していきたいと思いますので、お気づきのことなどありましたらお声をお聞かせください。
3学期には音楽劇発表会も予定しています。こちらもお楽しみにしていただけたらと思います。
- 2015/12/05(土) 14:40:30|
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今日は朝から雨降りです。本当に今年は良く降るなと感慨深げに見守っています。
遊戯室でクラスや学年ごとに運動会の練習を行いました。表現(遊戯)の練習をしたクラスが多かったようです。
昨日の運動会に向けての初練習は全組とも「かけっこ(徒競走)」です。先ずはかけっこのルールを覚えます。直立二本足歩行は動物で人間だけができる動きです。先ずは真っすぐ走ることが基本です。スタートからゴールまで約26メートルの距離を担任めがけて走り抜けます。大人と違って子どもは真っすぐに走ることは簡単そうに見えて、意外と難しいものです。特に3歳児ですと、どうしても左右に蛇行しがちです。また競争する意識よりも、友達と一緒に走ることに喜んだり、ゴールで待っているクラス担任のところまで行くことが楽しいようです。
これが年長5歳児になると、人と競うという競争心が芽生え、勝つ喜びや負ける悔しさが芽生えます。これも大事なことです。
来週は秋晴れの下で、のびやかなに楽しめる天気になるように祈っています。
スタートからゴールまで約26メートルを駆け抜けます。
もちろん着順もつけます。一番のポイントはいかにスタートを笛の合図とともに走り出すかでしょうか。それだけに笛を吹くスタート合図の私の責任も重大です。子ども達のタイミングを見計らって吹くのは何十年やっても難しいものです。



- 2015/09/25(金) 10:58:11|
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